声の王子様 ~意地悪なボイスアクターの危険な執着愛から逃れたい~
その人はとても背が高く色白で美しい顔をしていた。
そして、さわやかな笑顔を向けてスタッフと話していた。
周りのスタッフの対応から俳優なのだろうと思った。
今まで見た記憶がないので、おそらく売り出し中の若手俳優だと判断した。
あまりにも見過ぎたようで私の視線に気が付いたのかその人と目が合った。
視線が絡み合った瞬間、心臓が大きく高鳴った。
なんで、そんな風になったのかは不思議だった。
あまり見ていてはいけないとすぐに私の脳が判断して視線を外して慌ててオレンジジュースを飲んだ。
「誰、あの人」
「えーイケメン」
芽衣と蒼の少しはしゃぐ声が聞こえた。
彼女たちの視界にも先ほどのイケメン俳優が映ったらしい。
「ちょっと待って、顔面偏差値おかしくない?」
「わかる、オーラ違うね……あれは絶対俳優だよ」
蒼がスマホを構えて、ばれない角度からこっそり写真を撮ろうとしている。
「撮っちゃダメだって」
思わず注意したが「大丈夫大丈夫、記録用記録用」と蒼はきかない。
芽衣は頬杖をついたまま、階段の方をうっとりと見つめていた。
そして、さわやかな笑顔を向けてスタッフと話していた。
周りのスタッフの対応から俳優なのだろうと思った。
今まで見た記憶がないので、おそらく売り出し中の若手俳優だと判断した。
あまりにも見過ぎたようで私の視線に気が付いたのかその人と目が合った。
視線が絡み合った瞬間、心臓が大きく高鳴った。
なんで、そんな風になったのかは不思議だった。
あまり見ていてはいけないとすぐに私の脳が判断して視線を外して慌ててオレンジジュースを飲んだ。
「誰、あの人」
「えーイケメン」
芽衣と蒼の少しはしゃぐ声が聞こえた。
彼女たちの視界にも先ほどのイケメン俳優が映ったらしい。
「ちょっと待って、顔面偏差値おかしくない?」
「わかる、オーラ違うね……あれは絶対俳優だよ」
蒼がスマホを構えて、ばれない角度からこっそり写真を撮ろうとしている。
「撮っちゃダメだって」
思わず注意したが「大丈夫大丈夫、記録用記録用」と蒼はきかない。
芽衣は頬杖をついたまま、階段の方をうっとりと見つめていた。