意地悪なボイスアクターの危険な執着愛から逃れたい
(あの中にはリーガル様の写真が……しかも、あられもない姿で)
私は自分がつくった写真のパウチを思い出して一気に顔が熱くなった。
心を落ち着けて笑顔を作ったが引きつっていると思う。
「拾ってくださったんですね、ありがとうございます」
そう言って受け取ろうとしたが、ひょいと避けられた。
「まだダメ」
「な、なんで」
「そんなに返してほしいの?」
「はい。大切な、がま口なんで」
「ふーん」
そう言って那原さんは、がま口を開けようとした。
「ダメ!」
思わず叫び、室内に残っているスタッフがこちらを向いた。
「ちょっと、こっちに」
そう言って那原さんを近くにあった小会議室に引き込んだ。
電気が消えていて窓からの明かりだけ。
「こんなところに引き入れて俺に何をする気?」
楽しそうな微笑む那原さんの顔がはっきりと見える。
「それの中身を見ましたか?」
「みた」
即答する那原さんに私は自分の額を手で覆った。
「……最悪」
「何が?」
「……見たんですよね?」
「うん」
那原さんは楽しそうに笑った。
「何が入ってたか?」
「見たよ」
「すみません」
「なんで謝るの?」
「だって……」
「別にどんな趣味があってもいいと思うけど」
私は自分がつくった写真のパウチを思い出して一気に顔が熱くなった。
心を落ち着けて笑顔を作ったが引きつっていると思う。
「拾ってくださったんですね、ありがとうございます」
そう言って受け取ろうとしたが、ひょいと避けられた。
「まだダメ」
「な、なんで」
「そんなに返してほしいの?」
「はい。大切な、がま口なんで」
「ふーん」
そう言って那原さんは、がま口を開けようとした。
「ダメ!」
思わず叫び、室内に残っているスタッフがこちらを向いた。
「ちょっと、こっちに」
そう言って那原さんを近くにあった小会議室に引き込んだ。
電気が消えていて窓からの明かりだけ。
「こんなところに引き入れて俺に何をする気?」
楽しそうな微笑む那原さんの顔がはっきりと見える。
「それの中身を見ましたか?」
「みた」
即答する那原さんに私は自分の額を手で覆った。
「……最悪」
「何が?」
「……見たんですよね?」
「うん」
那原さんは楽しそうに笑った。
「何が入ってたか?」
「見たよ」
「すみません」
「なんで謝るの?」
「だって……」
「別にどんな趣味があってもいいと思うけど」