幻の眷属
運命の出会い
廃れた社を綺麗にして祭りを擬似的に作り出し幻想を見せた。

鳥居をくぐったあの4人の人間の反応と明らかに違う気配を感じた。

鳥肌が立ち心臓が高鳴る。

「いた…。」

一目見てわかる。

この姫だ…。

俺の幻の眷属…。

姫の従属に媚薬を飲ませて、目の前で情事が行われているのを、姫は青い顔で見つめている。

俺は震える手をぎゅっと握りしめて、声をかけた。

「大丈夫?」

「いえ…その…。」

あぁ。交尾は初めて見るのか?

それにしても美しい…。

「あぁ。今日はここに祀られている鬼様の婚姻の儀の日なんだ。だから皆、浮かれているのかな?」

「鬼様の婚姻の儀?でも…。」

そう…俺達の婚礼の儀だ。

「あの2人も夫婦になるのかな?仲が良さそうだね。」

「あの2人は友達同士だから仲は良いんですけど、こんな関係では無くて…。」

「そうなのか…そんなのわからないよ?2人に何があるかなんて、2人にしかわからないんだから…。」

「そうですけど…。」

納得していない顔だ。

交尾の組み合わせを間違えたか?

納得していない姫の意識をこちらに向けようと、出来るだけ声が震えないように声を出す。

「まだまだかかりそうだね…。良かったら僕と一緒にお祭り楽しまない?」

浮かない顔だ。

「え…っと…でも…。」

確かに俺は姫からすると知らない男だ。


「いきなり知らない男から誘われたら君も警戒するよね。気付かなくてごめんね。僕は酒呑童子《しゅてんどうじ》…。」

「しゅてんさん?」

姫の口から俺の名前を呼ばれると耳が幸せに包まれて、それだけで、気を失いそうなくらい嬉しい。

「そう…。その呼び名で構わない。そこに住んでるんだ。良かったらお友達が…終わるまで、僕とお祭りを楽しまない?」

少し笑顔を見せて微笑みをくれた姫に心臓が跳ねて痛い。

「君の名前を聞いて良い?」

「片山小春です。」

「可愛い名前だ。小春…。もうすぐ花火が上がるんだ。一緒に見ない?」

「えっ…いきなり名前?」

勢いを付けないと男らしさを見せれない。

俺は姫の手を握った。

気持ちいい…。

柔らかく細く、少し力を込めると折れてしまいそうだ。

手が震えないようにぎゅっと姫を握りしめる。

「それじゃあこっち。」

あと少し…。

あと少しで、鬼の村…。

鬼の村まで連れて行けたら、下界の道を塞いで閉じ込める。

そんな事を考えていると姫が足を止めた。

「どうしたの?こっちだよ。ほら。おいで?」

何かを感じ取ったか?

姫は、理由を付けて離れようとした。

「流石にお家は…。」

「ははっ。大丈夫。いつも色んな人が出入りしてるし、上の部屋からとても綺麗に見えるんだ。さぁ。おいで。」

腰に手を回して、反対の手を握り、少し強引に屋敷の中に連れ込んだ。

鬼の村と下界の境目を超えた時、小春は、何かを感じて身体が揺れた。

「っ!」

「ん?大丈夫?ふふっ。いらっしゃい。こっちだよ。」

入った!くくっ。やった!

これで小春はもう下界には帰れない。

いや帰さない。

奥の部屋の人間が初めて鬼の村に来た時に下界の汚れを落とす部屋。

小春のためにわざわざ作った部屋だ。

そして、鬼の子を産めるように身体を作り変える部屋だ。

本来なら皆、同じ部屋を使うのだが、小春の身体を誰にも見せたくなかったし、触らせたくなかった。

俺は自分の屋敷の隣に、小春の白の部屋を作ったのだ。

そして、いきなり白いと怖がられると思ったので、夏の部屋を幻想で見せた。

そして奥に入り、酒の用意をした。

確かめの花を入れた酒…。

俺達が運命で結ばれているなら、この酒は媚薬効果が出て身体が熱くなる。

結ばれていなければ普通の味の子供が飲める飲み物の味になる。

「コレ飲んでみて?僕が作った花の蜜から作った甘いジュース。お酒じゃないから安心して?」

「ありがとうございます。少し暑かったんです。」

グラスにジュースと氷を入れて渡した。

眷属の盃の交わし方を教える。

これで、この瓶の酒を全て2人で飲み干したら、俺達は眷属になる。

「乾杯。あ、このジュース三口ずつ飲んで。代わりばんこに飲むんだ。それがここの習わし。君からどうぞ。」

「へー。いただきます。」

嬉しそうに飲んでグラスを俺に渡して来た。

「美味しいです!初めて味わう味です。」

グラスに小春の紅が付いた所を指で拭おうとした小春の手を止めて、グラスを受け取った。

「そう?気に入ってもらえて良かった。んっ。んっ。んっ。はい。どうぞ。」

小春の飲んだ場所と同じ所に唇を、付けると甘くて美味しい。

今まで飲んだどんな酒より美味い。

そしてグラスを小春に渡した。

「ありがとうございます。あのコレってなんで3回ずつ…あっ!わぁ!」

花火が上がり、光に照らされた小春の横顔が綺麗で俺は時が止まったように、小春の横顔を眺めていた。

「綺麗!あ、ありがとうございます。」

ニコッと笑う小春の笑顔に胸が苦しくなる。

「はい。君の番だよ?」

触れたい…。

グラスを小春に渡す。

「あ、ありがとうございます。」

何度か交互に飲んでいると、小春の目が明らかにトロンとした目で俺を見つめて来た。

俺も久しぶりに酒に酔っている。

俺達は運命の相手…。

「しゅてんさん…。これ本当にジュースですか?フワフワして身体が熱い…っ。」

俺は小春にピッタリとくっ付いて、小春の耳元で囁く。

「甘ーいジュースだよ?ジュースで酔っちゃった?ん?」

すると、小春は、真っ赤な顔でピクリと身体を震わせる。

俺は思わず、小春の唇に自分のものを合わせた。

「んっ。」

ゆっくりと唇を何度も合わせる。

気持ち良過ぎる…っ。

なんなんだ?これは?

唇を合わせているだけなのに気持ち良すぎて頭がフワフワして来る。

小春の甘い声が漏れる度、身体が甘く痺れる。

「どうしたの?可愛い声が聞こえたけど…。んっ。」

我慢出来ず、小春の耳を舐めた。

「あっ。んっ。やっ。しゅ、しゅてんさん…っ。」

名前を呼ばれた瞬間、もう我慢なんて出来なかった。

気が付くと小春を押し倒して、着物の胸の合わせを開くと、小春の胸が露わになった。

こんなにも興奮した事無い…。

「やっ。」

胸を隠そうとする小春の手首を掴み、小春の頭の上で一つに纏めると、顎を掴み唇を合わせた。

気持ち良すぎだろ。

これ…。

固く閉じた唇を吸ったり、舐めたり、柔らかい胸を揉み、乳首をコリコリと刺激すると固く閉じていた唇の力が抜けて、小春は口を開いたのですかさず舌を捩じ込んだ。

小春の舌は柔らかく、何度も擦り合わせて、吸い付き、噛んだりして、唾液を啜った。

あぁ。小春の唾液は媚薬だ…。

身体がどんどん熱くなる。

どのくらい口付けをしていたのか、こんなに唇をだけを合わせていたのは初めてだ。

小春の抵抗が無くなり、お互いの指を絡めた。

「あーやっとだ…っ。くくっ。小春…お前はもう俺のものだ。」

強い男が、だいたいの女が好きと聞いたので、強い男の雰囲気を出してみた。

「え…?」

「あいつらからお前の匂いがしてから、お前が欲しくて欲しくて堪らなくて、ここまで準備したんだ。光栄に思って良い。婚礼の儀も済んだし、さて、これから夫婦の時間を過ごそうか…。」

「え?夫婦?」

「あぁ。さっきの酒の酌み交わしは夫婦になる為の儀。お前はもう俺のもの…。」

我慢出来ず、乳房を揉み上げ、乳首を弄る。

「や、止めてっ!私、貴方と夫婦なんか嫌っ!」

抵抗するのか?

俺達は、運命の相手なのに…。

耳を舐めて、乳首を弄ると小春は甘い声を上げる。

「止めっ。あっ。んっ。やっ。しゅてんさんっ。」

その声で、名前を呼ばれると頭の中が煮えたぎる。

「もうここを硬くしているぞ?ん?声も甘くなってきている。」

「やっ。なんか来るっ!来ちゃう!嫌っ!あっ!」

小春が身体を震わせる。

「気をやったか…。くくっ。可愛いな。それに良い匂い…。あぁー堪らないな…。」

もう、我慢出来ない…っ。

身体中から良い匂いがする。

身体中を舐め回す。

執拗に乳首を舐め回し、強く吸い上げる。

「止めっ!あっ。またっ。来ちゃう!やぁ!イッちゃう。ああっ!」

気をやったか?

可愛過ぎる。

「力がだいぶ抜けてきたな。あの酒には運命の相手なら、媚薬の効果がある…。人間のお前なら、ひとたまりもないだろう。良く効いているようで良かった。俺のを挿れるにはよーく解さないとな…っ。」

愛撫をこんなにした事ない。

でも小春の身体ならいくらでも舐められるし触れていたい。

せっかく女の身体を研究したのに…、喜ばせようとしたのに…、余裕なんてもう無い。

本能で、下の口から垂れる蜜を舐め取りたい衝動にそのまま従った。

「やらぁ!止めてっ!お願いっ!」

口では拒否の言葉を言う癖に、手を離して俺の手の拘束を解いてやると、小春は俺の頭を抱きしめた。

そして、勉強し、研究したものがバカらしくなるくらい、小春は俺に突起を擦られる度に分かりやすく身体を震わせた。

「可愛いな…お前は…。お前の感じる場所が手に取るようにわかるぞ?」

可愛くて可愛くて、何度、絶頂を迎えても、もっとその顔を見たくて止まれない。

舌を中に挿れると、小春は身体を仰け反らした。

「やぁぁ!」

交尾は初めてだろうから念入りに舐める。

舌を少しだけ中に挿れて周りを解していく。

少しずつ奥に入ると、人間の女が感じる場所に舌が当たった。

すると、小春は身体を仰け反らしてピクリと大きく震え、大きな甘い声を上げた。

「ほう。ここか?お前の良い場所…。」

到底人間では出来ない舌の動きで小春の良い所を執拗に刺激した。

「こんな事、人間では出来ないぞ。沢山してやろう。」

「もう止めてっ!無理っ!イクッ!イクッ!」

激しく絶頂を迎え、身体を震わせてグッタリする小春を見ると早く挿れたくて仕方ない。

でも、まだだ。

このまま突っ込んでしまうと、きっと小春は痛みを感じてしまう。

舌を奥まで進めると、舌先が子袋に当たった。

中を押し広めて出来るだけ丁寧に中を舐め回す。

すると小春は、俺の頭に指を滑らして腰を押し当てて来た。

「痛みは無いだろう?ただ、気持ち良いだけ…。」

俺は、小春の心に問いかけてみた。

おじいの書物に書いてた。

幻の眷属とは心が繋がって心で会話が出来ると。

俺の問いかけに小春が反応した。

繋がっている。

小春は間違いなく俺の幻の眷属。

そう思うと、我慢出来ず、出し入れする舌を速めた。

早く挿れたい…。

「まだこれじゃ、俺のは挿らない…。もっと解さないと…。」

口を離して、今度は指を入れて中を解す。

「俺の舌にも指にも絡みついてお前は本当に可愛いな…。」

俺の舌でも指でも感じている小春の身体がビクンッと跳ねた。

絶頂を迎えてグッタリした小春の中はだいぶ解れた。

これなら入るだろう。

俺が魔羅を取り出すと、小春が青ざめる。

「や、止めてっ!そんなの入らない…っ。」

「大丈夫だ。…っ。」

入り口に先端を押し入れて、ゆっくりと挿れる。

「やだっ…っ!」

小さな穴が、俺ので広められていく。

「嫌っ!痛いっ!止めて…っ!」

やはり痛みがあるか…。

俺は口付けをして、自分の唾液を小春に飲ませた。

これも書物に書いてた。

お互いの体液は媚薬効果だと。

先ほどから俺も小春の体液や唾液で頭がフワフワ、クラクラしている。


「飲め。俺の唾液も媚薬効果がある。」

イヤイヤと首を横に振っている。

可愛い…。

頬を撫でてキスをすると、蕩けた顔をする。

ゆっくりと腰を奥に押し進める。

少し入っては出して感じる顔を見つめ、奥に押し進める。

「っ。きつ…っ。ふっ。やはり人間の中はキツくて…っ。気持ち良いな…っ。お前の事は、気に入っているし、良い匂いがする。俺の眷属になったのだから、俺の子を孕め。」

あまり俺の気持ちが重く聞こえないように、話したつもりだが、小春の拒否の言葉に少し焦りを感じる。

「ヤダっ!嫌っ!離して!」

「まだそんな事を言ってるのか?お前が誰のモノかわからせてやる。」

入り口ら辺で、腰を動かすとやっと甘い声が聞けた。

「あっ、やっ、んっ、あっ、あっ、あっ。」

「可愛い声を上げるじゃないか。はぁ…っ。気持ちいい…っ。んっ…っ。くっ。ほら?ここはどうだ?気持ちいいか?お前の感じる所…っ。」

「やぁ!ああっ!そこダメっ!」

「お前の良い所を突いてやる。」

「ダメッ!イクッ!イクッ!」

「もう気をやったのか?次は奥で感じられるようにしてやろう。」

奥に押し進めて先ほど舐めた最奥に俺のモノの先端で突いた。

「ははっ。お前の奥の子袋が俺のモノに吸い付いているぞ?ああ…っ。良い…っ。」

「しゅてんさん…っ。止めてっ!」

まだ拒否の言葉を言うか?

口付けで口を塞ぎ、激しく腰を揺らす。

「んふっ。んっ、んっ、んっ、んっ…っ!」

口付けをしながら腰を揺らすと、俺の舌の動きに合わせるように舌を絡ませてきた。

「ここが気持ち良い場所だと覚えたか?では…では子袋の中も気持ち良いと教えてやろう。」

全部挿れて、子袋の奥に先端を当てた。

「可愛い…っ。俺のを締め付け…っ。ははっ。こーら。そんなに締め付けて…っ。そんなに俺の子種が欲しいのか?」

「違っ…っ。そんなのいらない…っ。」

「嘘を吐くな。もうここをこんなに濡らして…っ。こんなにも違うとは…っ。」

痛くないように、ゆっくりと腰を振り唇を重ねた。

他の女とは全然違う。

気持ち良すぎる。

「ははっ。甘い声…っ。それを聞いてるだけでイキそうだ…っ。もっと聞きたい。こうすれば出るか?」

子宮の奥側を突くと小春が高い声を出して、また俺に良い場所を教えてくれたので、そこを激しく突いた。

「ダメッ!そこっ!やっ!あああっ!」

小春はぎゅっと俺にしがみついて激しくイッた。

言葉が欲しい。

俺の眷属になると。

これから俺の側にいると言って欲しい。

「あぁ…っ。堪らないな。何百年も待った甲斐があるというものだ。さぁ…。俺の嫁になると誓え。」

「嫁?」

「お前らの言葉でわかりやすく言えば、俺の嫁になるという事だろ?さぁ誓え。」

「嫌っ!」

「強情な所も可愛いな…。それなら…っ。」

激しく今度は小春を揺さぶった。

誰がお前をこんなに乱しているのか。

誰がお前をこんなに探し求めていたのか。

俺達が運命で結ばれた相手なのだと俺だけをこれからは愛すと誓って欲しい。

「あああっ!」

「ははっ。こんなに溢れさせて…っ。ほら?誓え…っ。俺の嫁になると…っ。」

「誓う!しゅ…っ。しゅてんさんのお嫁しゃんになりゅ…っ。だからもうっ!」

「やっと…っ。やっと…っ。中に出すぞ…っ。んんっ!」

誓いの言葉を貰い、俺は小春の中に全てを吐き出した。

「何度でも出すぞ。お前の身体が作り変えられるまで…。」

「え?作り変えられる?」

「あぁ。お前は、もう人間でなくなる。俺と同じ鬼になる。」

「お、鬼!?」

「あぁ。俺は鬼の酒呑童子。お前は俺の眷属になる。」

「な、何言って…うう…っ。身体が熱い…っ。」

小春が悶えて出した。

「肌艶が変わってきたな…。お前はどんな鬼になるのだろうな…。福鬼か?白鬼か?早くこちら側へ来い。もっとくれてやる。」

そう…。

鬼ではない人間の俺の姿をまずは受け入れろ。

俺の子種で子を孕むための準備をするんだ。

普通は、人間の女を攫ってきたら、白の部屋に入れる。

そして、即、孕めるようになる薬入りの酒を頭がおかしくなるまで飲ませる。

そして女の頭が勘違いをして、俺ら鬼の姿を認識出来なくなり、鬼の姿でも人間に見える幻覚を見る。

それまで酒を飲ませて、その間、男達に抱かれまくり、快楽を与えられ、最終は、子を孕めるようになる。

後は、女の中で出された子種同士が戦い、勝った者が、子として生まれて来る事が出来る。

それが、ここに来た女の運命だ。

小春にはそんな事しなくない。

だから、まずは俺の子種に慣れさせる。

それから鬼の俺の事を受け入れてもらいたい。

そう考えていた。

俺は小春に俺の身体を覚えさせる事にした。

小春が気を失っても、身体を繋げた。

下の口からはもう俺の子種は溢れかえっているが、更に奥に新しいモノを注いだ。

熱に浮かされた頭と身体が、少し落ち着いた。

ふと俺の腕の中を見ると、俺の愛らしい眷属は俺の腕の中にいる。

嬉しい…。

やっとだ。

千年と数百年、ずっと探し求めていた眷属がここにいる。

俺の眷属…。

用意した布団は、お互いの体液でじっとり濡れている。

「これでは不快な思いをするな。」

俺は小春の唇に自分の唇を重ねた。

「少し離れるが、待っててくれ。新しい物を持って来る。」

新しい布団と、湯を入れた桶と手拭いと新しい着物を用意した。

布団を捲ると、下布団に小春の血が付いていた。

「もしかして、俺のが大き過ぎて傷付けたか?」

交尾が、初めてであろう小春に無理をさせてしまった。

俺は小春の陰部をよく観察した。

傷はついていない。

良かった。

だったらこの布団の血は小春の初めての男は俺だという証…。

なんとも嬉しい…。

小春の身体を綺麗に拭いて新しい布団に寝かせた。

血の付いた布団に顔を寄せて吸い付くとなんとも良い芳しき香りだ。

俺は布に染み込んだ血と体液を吸ってみた。

ハッと我に帰る。

待て待て待て。

何をしているのだ。

これでは変態ではないか!

こんな姿を小春に見られたら嫌われる。

俺は小春が目を覚ます前に布団と桶を片付けに部屋を出る。

もちろん離れ難いので、口付けをしてから…。

ここには人間が食べられる物は限られている。

人間が人間を食べるのは聞いた事がないし、動物も食べている者はいたが、臭いと言っていた。

複数の女達が好きだと言っていた甘い木の実を俺はいくつか持っていく事にした。

部屋に戻り戸を開けると目の前に小春が立っていた。

「目が覚めたのか?少し無理をさせた…。あまりにも嬉しくて加減が出来なかった。すまない。」

目が覚めて俺を見つめる愛らしい小春に俺は口付けをした。

「さぁ。飯にしようか。お前はまだ完全に鬼になっていないから、食べ物を食べないと…。」

少しでも触れていたくて、俺は、小春を膝の上に置き、抱きしめながら木の実に苦みがないか確認してから口移しをした。

「これは?」

「ん?これは人間が食べられる実だ。甘いだろ?」

その質問には答えず、小春は苦しそうに俺を見る。

「帰りたいんです!お願いです!帰して!」

まぁ、そうなるだろうな。

大概の女はここに来た時、同じ事を言っている。

「それは出来ない。お前はもう俺の嫁?だ。永遠に一緒に過ごすんだ。」

「そんな…っ。帰して!お願いっ!」

「まぁ。そうか…。では…こういうのはお前には使いたくないが…。お前の友人…お前が帰ったら殺す。」

「え…?」

「ここにお前を連れて来た4人…。お前が帰ったら殺す。」

「ど、どうしてですか!?」

「あいつらは、俺の社に踏み入り、社を壊した。その報いは受けてもらわなければない…。それにあいつらは…。」

そう、本来なら殺されている。

それにあの男は鬼だ。

覚醒はまだしていないが、多分、もうすぐ覚醒するんじゃないか?

友人が鬼になると言われるのは酷だろう。

それにもう会わないだろうし…。

「いや、止めておこう。ほら食え。食わないのなら、口移しをしようか?」

「た、食べます。」

赤くなり自分で食べている姿が愛らしく、俺は小春を自分の方に向かせると口付けを交わした。

それだけでは足らず、舌を絡ませるとトロンとした物欲しそうな顔を俺に向けて来た。

俺はつい、額を合わせた。

「ははっ。可愛い…っ。早く俺の眷属になってくれ…。待ち遠しい。」

俺が小春の身体を抱きしめていると、俺の太ももに自分の陰部を擦り付けるように腰が揺れている。

「どうした?ん?腰が揺れているが?」

指摘すると、小春は真っ赤な顔になって俯いた。

「あっ!ご、ごめんなさい…っ。あの…っ。」


「可愛い奴だな…。昨日まで生娘だったのにな…。一日、俺に抱かれただけで、こんな風に強請るとはな…。」

「言わないで…。恥ずかしい…。」

恥じらいで涙を溜めている顔がまた俺を夢中にさせる。

「その泣きそうな顔もまた良いな。」

唇を合わせると薄らと口を開けて俺の舌を誘っている。

俺が舌を絡めると小春もたどたどしくあるものの俺の舌の動きに合わせた。

「んっ。あっ。」

先ほど着せた着物の合わせから手を入れて優しく胸を刺激すると甘い声が漏れている。

小春の太ももをゆっくりと撫でて足の付け根まで行くとまた戻りを繰り返す。

そして、陰部に手を置いた。

すると小春が俺の指で自分を慰めているように腰を揺らした。

「くくっ。お前…気づいているか?俺の指に自分の股を擦り合わせているのを…。」

「うぅ。しゅてんさん…っ。い、意地悪しないでぇ…っ。」

可愛い過ぎるだろ。

「あぁ。すまない…っ。お前が可愛い過ぎてつい…。気持ち良くしてやる。」

口付けをして突起を激しく指で捏ねてやると小春は俺にしがみついた。

堪らず、口付けをして舌を絡ませる。

耳を舐めながら突起を弄り、先ほどまで俺のが入っていた所に指を挿れる。

「んあっ!あっ、あっ、やっ、しゅ、しゅてんさん…っ。」

俺の指で、舌で、気持ち良さそうに喘ぐ小春の良い場所を擦ってやる。

「あっ。ダメッ!イクッ!イクッ!」

気をやって、身体を仰け反らせる小春を思わず抱きしめた。

「ははっ。可愛い…っ。こんなに汁を滴らせて…。舐めてやろう。」

私を寝かせると陰部にしゃぶり付かれて、突起を吸われ舌で弄られる。

「やっ。なんか出ちゃう!もう無理っ!」

潮を吹いた小春は、初めての事に泣きそうになっているのを綺麗に舐め取った。

美味い…っ。

「き、汚いです!ごめんなさい…っ。漏らしちゃって…。」

泣きそうになっている小春を優しく撫でてやる。

「これは気持ち良いと出る物だ。もっと出せ。」

「え?気持ち良いと出る?」

「あぁ。俺でこんなに感じていると実感出来る。だからもっと出せ。」

俺がまたしゃぶり舌で刺激をすると小春は潮吹きを覚えて何度も潮を吹いた。

そして舌を挿れて刺激すると気を失いかけている。

「こーら。まだ飛ぶな。これからだ。」

小春はゆっくり挿れてやるとそれだけで気をやってしまう。

そして最奥を突いてやると、気持ち良さそうに善がってイッた。

俺が中に出すと、腹の中で暴れる俺の子種と、お互いの体液の効果でまた気持ち良くなって激しくイッた。

「当たり前だ。俺の体液はお前にとっては媚薬効果もある。あぁ…っ。気持ち良い…。お前は俺の嫁だ…。こんなにも嬉しいとは思わなかった…。お前らの言葉で…好き?だったか?愛してる?だったか?好きだよ…。愛してる…。早くお前も俺と同じ気持ちになれ。」

その後、また小春が気を失うまで激しく抱いてしまった。
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