幻の眷属
亮太
俺はあの時の事を思い出していた。
小春をファミレスに置いて俺らは4人で肝試しを始めた。
「今回のはマジでヤベェんだぜ。鬼の社らしんだけどさ、そこに踏み入れた者は帰って来た奴がいねぇんだよ。」
「なんで帰ってこない事がわかるの?帰って来ないなら行方不明になるだけじゃん?」
佳奈が、茉莉の腕にしがみつきながら聞いた。
「だから今回の俺たちでいう小春みたいな奴からの情報みたいだぜ。鬼の社に行ったきり帰って来ないって。」
「へぇ。まぁ、そうなるか…。じゃあ俺らが、いなくなってしまったら小春が心配する。」
「まぁた小春。お前さぁ。小春に告れよ。もうバレバレなんだよ。」
「なっ。うるせぇよ。お前だって…っ。」
「うぉぉい!」
「うるさい。」
「お前が余計な事を言おうとするからだろ。」
徹平に腕を首に回された。
「お前が佳奈を好きって事か?」
「聞こえるだろ!」
「大丈夫だよ。ほら?」
女子2人は周りを見ながら、少しの物音にビクビクしている。
そんな事をしている間に着いたようだった。
「ここ?」
「あぁ。多分…。」
古びて廃れた社が現れた。
「なんか気味が悪いよ…。今までと何か違う…。」
「か、帰ろ?」
「待てよ!ここまで来たんだから…あっ。うわっ。やべっ。」
徹平かバランスを崩して、社の一部の脆くなった細い柱のような物にぶつかった拍子に崩れ落ちた。
「うそっ!徹平!何してんのよ!」
「いや…わざとじゃ。」
その時、ビューっと風が渦巻いて吹きピタッと止んだ。
「うわっ!……何だよ風か…。」
「てっ…っ、徹平、後ろ!!!」
茉莉の声で徹平の後ろに目が沢山付いた大きな鬼がいた。
「ぎゃあああぁ!!!」
「に、逃げろ!」
俺たちは散り散りに逃げようとした。
逃げようと…。
一瞬、視線を外して戻すと、目の前に鬼がいた。
すでに3人は、鬼に担がれている。
「うわあぁぁぁ!」
「こいつらから?いや、お前?」
首を掴まれ持ち上げられた。
「お前でもない…。おい…。他に仲間はいるのか?」
「え?仲間?い、いねぇよ!」
小春を巻き込む訳にはいかない。
「小春の事じゃない!?」
佳奈が小春の名前を出してしまった。
「もう1人いるのか!?」
「は、はい。います!」
そう佳奈が言うと、徹平と茉莉と佳奈が、鬼の肩から下ろされた。
「おい。お前ら!本来であれば、社に侵入したお前らは殺す事になっている。しかしだ。そのもう1人の仲間の女を差し出せば、お前らの命は見逃してやろう。」
「小春が殺されるって事か!?」
「いや…。俺の眷属になってもらう。丁重に迎える。もしその女を連れて来なければ、お前らの命は無いと思え。わかったな。」
そう言うと鬼は消えてしまった。
「は、早く逃げよう!」
俺達は転がるように来た道を戻った。
「はぁ…っ。はぁ…っ。」
ファミレスが見えて来た。
その日はどうやって帰ったのかわからなかった。
もしかすると夢だったのかも…。
しかし、そんな甘くなかった。
毎日、悪夢を見るようになった。
あの時の鬼が約束を忘れるなと夢に出てくるのだ。
俺達の首を掴んで…。
数日後、俺達は、小春以外で集まる事にした。
「皆、呼び出してごめん。あのさ…。違ったらごめん。私ね、あの日から毎日悪夢を見るの。約束を忘れるなって…。」
「え…。俺もなんだけど…。」
「やだっ!私も…っ。亮太は?」
「お、俺もだ…。」
これであの鬼の言ってた事は、嘘じゃ無いという事だ。
「ど、どうする?」
「どうするって…。そもそも眷属って何だよ…。」
「調べるね…。……家族?身内とか。みたい…。」
「小春をあいつの家族にするっていうこと?それは流石にヤバいだろ!」
「でも…。小春を差し出さないと、私達殺されるんだよ!?それに丁重に扱うって言ってた。」
「そ、そうだよね!殺すって言ってない!丁重に扱うって言ってた!」
「いや、でも…。」
「亮太!小春には悪いけどさ、私達、小春を出さないと殺されるんだよ!丁重に扱うって言ってたし大丈夫だよ!」
「小春は関係ないだろ!?おかしいよ!こんなの!」
「おかしくても私、死にたくない!小春を渡したら許してもらえるんだよ!?」
「そ、そうだよな…。丁重に扱うって言ってたし、許してもらえるなら良いのかも…。」
「亮太も良いよね?」
皆の目を見ると、心は決まってしまっていた。
「うん…。」
そう言うと、茉莉が、手を合わせて、心で念じているようだった。
それから悪夢はパッタリと見なくなった。
そして暑くなってきた日。
鬼の夢を見た。
あの社に小春を連れて来いと…。
そして、社の前で、全員、衣装を着ることだった。
鬼に指定された日に社に皆で向かった。
小春だけ祭だと思い、可愛い浴衣姿だった。
全員衣装に着替えて社に声をかけた。
すると鬼の面を被った男が飲み物を俺らの前に置いた。
「飲め。」
俺達は一気にそれを飲み干した。
すると身体が熱くなった。
そして何故か下半身が大きくなっている。
徹平と茉莉が向こうに消えた。
佳奈が俺の手を引き境内の裏に歩いて行った。
俺も抵抗とか全くする気が無く着いて行った。
そして人混みから外れると、どちらともなくキスをした。
その後は、当たり前のように身体を触り合いお互いの陰部を舐め合った。
「堪んねぇ…っ。」
そして俺はアッサリと童貞を捨てた。
それからいくら佳奈の中で果ててイッでも治らなかった。
気がついたら、俺達は、森の中で、俺は佳奈と繋がっていて、少し離れた所で、徹平と茉莉が俺達と同じように繋がっていた。
4人が正気に戻った。
そこら辺に散らばった服を着て、皆で家に帰った。
何が起こったのか理解出来ない。
でもあの時の強烈な快感だけは、身体と脳にこびりついていた。
俺は徹平の家に行った。
俺達の溜まり場だ。
「お邪魔します。」
徹平の親は仕事中で、今いるのは徹平だけだ。
俺は一応、一声かけてから家に上がり、2階の徹平の部屋に繋がる階段を上がって行くと、徹平の部屋から声がしている。
誰か他のやつ来てるのか?
ドアの前で手が止まった。
ベッドの軋む音と甲高い女の声。
AVではない。本物の声。
ドアを少し開けてみると、徹平と茉莉がセックスしていた。
「あぁ。徹平…っ。この前のラブホの時みたいにして…っ。」
「あぁ。いいぜ。お前…っ。あれ好きだもんな…っ。」
あの時だけじゃなくこの2人は、何度もしている…。
俺は、徹平の家を出て佳奈の家に行った。
「あれ?亮太!今日、会う日だったっけ?今日うちの親いないの。入って!」
部屋に入って瞬間、俺達はキスをした。
それだけでは終わらない深いキス。
俺達もあれからあの快楽が忘れられず、毎日のように会っては身体を重ねていた。
それから数ヶ月後…。
茉莉が妊娠した。
「どうしよう…。亮太…っ。私、生理来ないの…っ。」
「生理…。え?それって…。」
「うん…。相手は徹平…。ねぇ!どうしよう…。」
「徹平には言った?」
「言ってない…。だって、徹平は佳奈の事が好きでしょ?私、知ってるの…。徹平が佳奈ともシテるの…。」
「え?佳奈とも?」
「うん…。そうだよ…。佳奈ともシテる。だからね…。この子は産めないの…。お願い!亮太!病院、付いて来て…っ。」
俺は断れず、病院に行って、茉莉は堕胎した。
「あのさ…。家に来てもらえない?」
「親に言わなくて良いのか?」
「うん。言わなくて良い…。うちの家、ぐちゃぐちゃなの…。父さんも母さんも両方に愛人がいてね…。離婚するんだ。私の事もどっちが引き取るかって押し付け合いしてたの見ちゃったんだ…。」
「そっか…。」
俺は生まれた時から施設にいたから家族の事とかわからない…。
茉莉の家に着いた。
「今、お茶持ってくるね。」
小さい頃から出入りしているが、女の子の家はまだ慣れない。
「ジュースあったからこれ飲もう?」
「あぁ。」
「かんぱーい。」
俺は一口ジュースを飲んだ。
「ほら。もっと飲んで!飲んで!まだあるし!」
俺はコップのジュースを一気飲みした。
茉莉が嬉しそうにグラスにジュースを注いだ。
「ねぇ。亮太…。あのね…。私…。少し前にあの社に行ったの…。」
「は?何しに?」
「小春をあの社に連れて行った時に飲んだジュース…。あれをくださいって…。」
「は?なんで!?」
「だって…気持ち良かったでしょ?徹平でさえあんなに気持ち良かったんだもん。好きな人とだったら…。」
「え?」
「亮太が小春の事好きって知ってる。でも私は…亮太が好きなの!ねぇ!亮太…身体熱くなってきたでしょ?」
そう言うと、茉莉は俺をベッドに押し倒した。
「お前…っ。止めろよ。病院行ったばっかだろ?身体…!」
「優しいね…。そういう所が大好きなの。」
「いや。ちょっと止めろ…っ。」
茉莉が服を脱いで俺の上に乗った。
「あの日…。本当は相手は亮太が良かった…。だからやり直したいの…。」
「ちょっと待て…っ。」
「無理。妊娠してないよ…。ピル貰いに行っただけ…。」
「何…っ。嘘?何でそんな嘘つくんたよ!」
「だから!私は亮太が好きなの!」
そう言うと、茉莉は俺のモノを扱いて、舐めてきた。
「うっ。…っ。んんっ。や、止めろ…っ。」
「あのお酒効いてるんでしょ?」
茉莉の唾液でヌルヌルになった俺のモノを茉莉は自分の陰部に擦り合わせて腰を振り出した。
「あぁっ。亮太…っ。好きっ。好き…っ。んんっ。」
茉莉が少し腰を浮かして、腰を沈めた。
「ああっ。亮太の入って来てる…っ。気持ち良い…っ。」
もう限界だった。
俺は夢中で腰を振った。
そして、俺は茉莉と獣のように求め合った。
あの時の快感と同じ快感がまだ蘇ってきた。
俺達は何度も何度も繋がった。
あれから今度は茉莉と毎日のように繋がっている。
でも俺の心は満たされない。
俺はきっと、小春とこうなりたかったんだ。
その気持ちは大きくなり、我慢できなくなっていた。
俺はあの社に向かった。
「おい!鬼!聞いてるんだろ!?小春を返してくれよ!聞いてるのか!?」
何も反応が無い。
「だったらこうする!」
俺は社の柵のような所を壊した。
すると風が吹きあの鬼が現れた。
「ん?またお前か…。一度では飽き足らず二度も社を壊すとは…。」
「あんたに会いたかったんだよ!小春を返してくれ!」
「は?何を寝ぼけた事を言っている?小春は、お前らの命と引き換えにお前らが差し出したんだろ?それを返せとは調子の良い事を…。」
「それはわかっている!でも!俺はガキの頃から小春が好きだったんだよ!それをこんな鬼に…っ。後悔してるんだ!」
「鬼の貪欲さ、傲慢さが出てきてる…。もう覚醒するな…。お前…。」
「は?何言ってるんだよ!小春を返せ!」
「ここを去れ!小春は俺の眷属になったんだ。渡す訳なかろう。」
「この野郎!」
俺が殴りかかると鬼は一瞬で姿を消して反対方向にいた。
「くそっ!おらっ!」
何度も何度も殴りかかっても避けられる。
「お前は、鬼になりかかっている。このまま白の部屋に連れて行くか…。」
何かをブツブツ言っている鬼に掴まれて長い廊下のような所を歩いている。
その時、綺麗な着物を着た小春が姿を現した。
俺を掴んでいた鬼の手の力が抜けた。
俺は振り解き、小春に向かって走った。
「こ、小春!?小春!」
「りょ、亮太?どうして?」
「ごめん…っ。ごめん、小春…っ。」
「え?何が?」
「でも生きてて良かった…っ。今度は間違えない!帰ろう!」
俺は小春の手を引き、走り出そうとすると身体に衝撃が来て壁に打ちつけられた。
「亮太!大丈夫!?しゅ、酒呑さん!助けて!嫌っ!」
小春が誰かを呼ぶと鬼の動きがピタリと止まった。
「お前の事、連れて来いとか、コイツはお前の事、狙ってる!眷属がどうとか訳わかんねぇ事、言ってた!」
俺がその鬼の事を話すと、小春の動きがピタリと止まった。
止まった小春を俺は引っ張った。
「何してるんだよ!走れ!小春!」
「だって…眷属って…。じゃあ、あの鬼は酒呑さん?」
「何、言ってんだよ!」
いきなり手を振り解かれて、小春は鬼の側に駆け寄った。
鬼と小春が何かを話している。
すると…。
嘘だろ?
鬼と小春が抱き合っている。
「は?何だよ!お前…っ!わかってんのか!?化け物だぞ!」
「亮太…。助けに来てくれてありがとう。でも酒呑さんは悪い鬼じゃないの。」
「な、何、言ってんだよ!洗脳されたのか!?目ぇ覚せよ!」
「本当に優しくしてくれてるの。」
「目を覚ましてくれよ!何で俺が、またここに来たと思ってる!お前を助けるためだ!」
小春は洗脳されてる。
こんなの小春じゃないんだろ!!
俺は近くにあった斧を手に取り、小春目掛けて走った。
すると鬼が小春を庇って、俺の斧が、鬼の背中に入った。
「ゔっ…っ。」
「しゅ、酒呑さん!?」
「来い!小春!」
小春の腕を引っ張ったが反対の腕を鬼が掴んでいる。
「い、痛っ!」
「止めろ!痛がっている。」
「止めるわけないだろ!」
鬼が小春の腕を離した。
その隙に俺は小春の腕を引いて走った。
「ちょっと待って!待ってよ!」
小春が俺の腕を振り解いた。
「おい!」
「私、行けないよ…っ。酒呑さん置いて行けない…っ。あんな怪我して…っ。」
俺は今までの事を全て離した。
「それって…。私の事…酷い…っ。酷いよ…っ。」
「ごめん!お前がいなくなって俺…気が狂いそうだった。だから…助けに来たんだ。ほら。行くぞ。」
小春は俺の手を解こうと暴れた。
「止めて!酒呑さんの所に行かなきゃ!怪我してた…っ!」
「洗脳されたんだな…っ。わかった。わかったから。一旦、落ち着け。ほら。これ飲んで。水。まず落ち着けって。大丈夫だから。」
「酒呑さんの所に帰して!」
「わかったから、とりあえず落ち着けって!な?これ飲んだら連れて行くから。一旦、落ち着こう。」
俺は睡眠薬入りの水のペットボトルを小春に渡した。
「全部飲んでいいぞ。飲んでおけ。」
小春は俺との事を早く済ませて、鬼の所へ帰りたがった。
「飲んだし、落ち着いたよ。酒呑さんの所に帰して。私、酒呑さんが好きなの。あの人の側に居たい。それに怪我…っ。」
好き?あの化け物を!?
ふざけるな!
「は?あの人って…。鬼だろ?化け物だろ。何、言ってんだよ…。可哀想に…こんなに洗脳されて…こんなやらしい服を着せられて…。大丈夫…。俺が治してやるからな。さぁ行こう。」
「ちょっと!嫌…っ。あれ…っ。」
睡眠薬が効いてきて小春は眠ってしまった。
俺は小春をおぶさり、家へ連れて帰った。
俺はすでに施設を出て一人暮らしをしていた。
俺のベッドに小春がいる。
ドキドキしてきた。
小春の寝顔をスマホに撮った。
小春を鬼に渡したあの日から俺は小春と鬼がセックスして小春が感じまくってる夢を毎日のように見ていた。
それを思い浮かべながら、俺は佳奈や茉莉とシテいた。
代替えなんてもういらないんだ。
本物がここにいる。
こんなに執着するなんて思わなかった。
小春が起きて俺の気持ちを伝えたが、鈍い小春は全く気付いていなかった。
しかもあろう事か、鬼の元に帰りたいとか鬼が好きと言ってきた。
俺は頭が真っ白になった。
小春の身体を押さえつけて、すぐに解けて脱がせやすい着物の胸辺りを大きく開けた。
胸や首筋に大量のキスマーク。
くそっ。くそっ。
あんな化け物に持っていかれるとは思ってなかった。
小春は俺のだ。
小春の胸にキスマークを付けていく。
夢の中の小春のように甘い声でねだられたい。
「嫌っ!止めて!」
小春からはそんな拒否の言葉ばかり。
「そんな言葉聞きたくねぇんだよ。もっと善がれよ。」
小春の陰部に指を入れると濡れていた。
掻き回して指を抜くと、白い液…。
これは…精子?
鬼に中出しされて喜んでんのか?
頭が真っ白になり、俺は夢中で描き出した。
どんなに掻き出してもずっと出てくる。
「くそっ!どんだけ出されてるんだよ!」
今から俺ので上書きしてやる。
あまりにも叫んで暴れる小春にガムテープを口に貼り、手を縛った。
今から挿れようとしたその時。
ピンポーン。
インターフォンが鳴った。
「あぁ。そういやアダルトグッズ色々買ったんだ。ちょっと待ってて?今、お前を楽しませるヤツいっぱい来たから。」
俺は、服を着て、玄関に向かった。
宅急便を受け取り、中を開けて確認すると、手錠やバイブなど色々出てきた。
「これで調教して、鬼の所に帰りたいなんて言えなくしてやる。」
俺が手錠を持って部屋に戻ると、窓が開き、小春は消えていた。
「くそっ!!優しくしてたら!」
俺は社に向かった。
社に着いても誰もいない。
「くそっ!このっ!」
社を壊しまくった。
小春を返せっ!来てるんだろっ!」
鬼が出てきた。
「お前は何だ?社を壊すな…。」
この前と違う鬼だ。
「ん?あぁ。酒呑童子様が言ってた奴が来たのか…。おい、こっち来い。連れて行ってやる。」
やっと、小春を探せる。
俺は前の黄色の鬼に付いて行った。
「ここだ。」
中に入るとほぼ裸の女が、寄ってきた。
「先ずはこれを飲んで。」
「は?俺は小春を探しに来たんだ。」
「だから、これ。飲まないと外には出れないから。」
「は?何なんだよ…。」
注がれた物を飲み干した。
「ゔっ…っ。何だこれ?」
身体の内側が熱い。
身体の全てが熱い。
苦しい。
目の前の景色が歪んだ。
「ゔぅ…っ。」
目の前の景色は真っ黒になった。