絡め取られる
久しぶりに皆が集まった。
「久しぶりだね。皆、忙しかったの?」
「うん。」
「そっか…。今日はどこのお祭りに行くの?」
「この前の鬼様の所だよ。」
「鬼様?」
「この前、行った所の覚えてないの?」
「あそこってお祭りとかあるんだ。」
「あるよ!」
いつもは穏やかというかダウナーな感じの亮太が怒鳴るなんて…。
「ご、ごめん…。」
「い、いや…こっちこそごめん…。」
佳奈と茉莉に手を引かれて小さな小屋に案内された。
「それよりコレに着替えて?」
「え?」
せっかく浴衣を着て来たのに何か白い布を渡された。
「手伝ってあげるから。」
「ちょ、ちょっと。佳奈!いいよ。私、浴衣着て来たし。」
脱がそうとする佳奈の手を止めると、茉莉が私の手を拘束して来た。
「私たちもコレ着るから。ね?」
「今日はコレを着ないといけないんだよ?」
「そうなの?」
そういうお祭りもあるよね。
「わ、わかった。」
そう言うと茉莉が私の浴衣を脱がせて、そこにあったお風呂に入った。
「コレ何?」
「清めるんだよ。」
お風呂から上がると、何か液体を身体中に塗られて、見た事もないような着物の様な物を着せてくれた。
そして髪の毛は佳奈が綺麗にしてくれた。
「2人ともありがとう。」
「ううん。当然だよ。今日は特別な日だから。」
そう言うと、2人は際どい浴衣がはだけたような物を着た。
「ふ、2人はそれで良いの?」
「うん。」
「そ、そう…。」
私達3人が小屋から出ると、亮太と徹平がこれまた際どい浴衣のような物を着て待っていた。
鳥居があり、もう道には屋台などが並んでいて賑わっていた。
「こんな所あったんだね。全然、廃れて無い。」
階段を登ろうとすると、佳奈と茉莉に両方から手を引かれて、佳奈の横には亮太が、茉莉の横には徹平が並び、2人の腰に手を回している。
「え?徹平?」
佳奈じゃなくて茉莉の腰に手を回してる?
「前向いて…。鬼様の事だけ見てて。」
横に気を取られると茉莉が私の顔を前に向けた。
そして階段を登り切ると、境内っぽい所には大きな神社の様な屋敷があった。
「お連れしました。……はい。ありがとうございます。」
誰かと会話しているであろう茉莉が、徹平の手を取り、指を絡ませてまるで恋人のように親密な感じで屋台を楽しみ出した。
そして亮太と佳奈もまるで恋人の距離で屋台を楽しみ出した。
あっという間に4人を見失った。
どうして?徹平は佳奈が好きなのになんで茉莉と?
亮太も好きな人いるって茉莉が言ってた気がするのに…。
私は4人を探しに行った。
人混みが凄くてわからない。
あちこち探し回ってまた境内に戻って来た。
裏に回ると静かだった。
人影が見えた気がして近づくと、2人の影が重なりあっている。
「あっ!あっ!徹平っ!気持ちいいっ!もっと!もっと!ちょうだいっ!」
「あぁ。くっ。わかってる。んっ、んっ、んっ、んっ、んっ。出るっ!出すぞっ!っ!」
徹平と茉莉がセックスをしていた。
「ほら。まだだ。今度はお互い舐め合おう。好き。好き。あぁ。堪らないっ!」
「う、うそ…。なんで?だって、徹平は佳奈の事、好きだったのに…。」
私は後退りをしてその場を離れた。
今度は、亮太と佳奈を探した。
屋台の方に行くと、人混みの中で佳奈と亮太を見つけた。
「佳奈!亮…っ。」
2人は人目も憚らず、大きな石に亮太が座り、その上に佳奈が座って腰を激しく動かしている。
時折、亮太が佳奈の胸に顔を埋めて、佳奈の胸を舐めている。
「嘘…。なんで?だって…。佳奈は徹平が好きって言ってたのに…。亮太は彼女いるって…。」
目の前で友人の情事が行われている。
しかもこんな人混みの中で…。
近くにいる人がニヤニヤしながら2人を見ている。
私は止めに入った。
「2人とも!こんな所で何をしてるの!皆に見られてる!」
「あ?お前、なんでここにいるんだよ。どっか行けよ。それにコイツは見られてするのが好きなんだよ。な?」
「うんっ!好き!小春っ!邪魔しないで!ああっ!亮太っ!中に出して!あっイクッ!イクッ。んんっ!」
激しく身体を揺らしていた2人が荒い息遣いでゆっくりの動きに変わる。
「ねぇ!なんで!こんな事してるの!」
「小春…。そんなの決まってるじゃない。好きだからだよ。」
「嘘だよ!だって!佳奈は徹平が好きじゃない!」
「誰そいつ?私には亮太しかいらない…。」
「俺もだよ。」
そう言うと2人は人目を気にする事も無く服を脱ぎまた激しく動き出すと、その場に人もっと人が集まり、私は輪から弾き出された。
何かおかしい…。
こんなの…。
私は境内の裏の2人に助けを呼びに行った。
するとここでも人だかりが出来ていて、輪の中心には、徹平と茉莉が絡み合っていた。
「なんで?何これ…っ。皆どうしちゃったの…っ。」
あまりにもショックな光景にしゃがんで頭を抱えていると、目の前に人の足が現れた。
顔を上げると綺麗な男の人が心配そうに私を眺めている。
男の人はしゃがんで私の目線に合わせると私の顔を覗き込んだ。
「大丈夫?」
「いえ…その…。」
私が言い淀んで、茉莉と徹平を見ると、男の人もそちらを見た。
「あぁ。今日はここに祀られている鬼様の婚姻の儀の日なんだ。だから皆、浮かれているのかな?」
「鬼様の婚姻の儀?でも…。」
「あの2人も夫婦になるのかな?仲が良さそうだね。」
「あの2人は友達同士だから仲は良いんですけど、こんな関係では無くて…。」
「そうなのか…そんなのわからないよ?2人に何があるかなんて、2人にしかわからないんだから…。」
「そうですけど…。」
確かにそうだが、何か違和感。
しっくり来ない。
もし2人が本当に好き合って結ばれるのは嬉しいけど、2人からは、違う事を聞いている。
だから今の目の前の事が信じられないのだ。
「まだまだかかりそうだね…。良かったら僕と一緒にお祭り楽しまない?」
2人を見ながら男の人は私を誘って来た。
「え…っと…でも…。」
断り方を探してると、その男の人は優しく笑った。
「いきなり知らない男から誘われたら君も警戒するよね。気付かなくてごめんね。僕は酒呑童子《しゅてんどうし》…。」
「しゅてんさん?」
「そう…。その呼び名で構わない。そこに住んでるんだ。良かったらお友達が…終わるまで、僕とお祭りを楽しまない?」
優しそう…。
私は、しゅてんさんとお祭りを回ることにした。
「君の名前を聞いて良い?」
「片山小春です。」
「可愛い名前だ。小春…。もうすぐ花火が上がるんだ。一緒に見ない?」
「えっ…いきなり名前?」
しゅてんさんはそんな事、気にせず私の手を引いた。
「それじゃあこっち。」
神社のような家の裏手に回ると何か近づいてはいけないような気がした。
「どうしたの?こっちだよ。ほら。おいで?」
手に力を込められて引かれて裏手に回り、家に招かれた。
「流石にお家は…。」
「ははっ。大丈夫。いつも色んな人が出入りしてるし、上の縁側からとても綺麗に見えるんだ。さぁ。おいで。」
私はしゅてんさんについて家に上がった。
階段を登り、部屋に通ずる扉を越えるとピリッと静電気みたいな物が身体に走った。
「っ!」
「ん?大丈夫?ふふっ。いらっしゃい。こっちだよ。」
縁側に案内されて腰を下ろすと、飲み物を運んで来たしゅてんさんが戻って来た。
「コレ飲んでみて?僕が作った花の甘いジュース。お酒じゃないから安心して?」
「ありがとうございます。少し暑かったんです。」
グラスにジュースと氷を入れて渡してくれた。
「乾杯。あ、このジュース三口ずつ飲んで。代わりばんこに飲むんだ。君からどうぞ。」
「へー。いただきます。」
とても美味しい…。
初めて味わう味だ…。
三口飲みしゅてんさんにグラスを渡す。
「美味しいです!初めて味わう味です。」
「そう?気に入ってもらえて良かった。んっ。んっ。んっ。はい。どうぞ。」
「ありがとうございます。あのコレってなんで3回ずつ…あっ!わぁ!」
ジュースの由来を聞こうと思ったら大きな花火が上がった。
「綺麗!あ、ありがとうございます。」
花火の光で照らされるしゅてんさんもすごく綺麗…。
「はい。君の番だよ?」
いつの間にか間横にピッタリとくっついたしゅてんさんの手が私の腰に回っていた。
「あ、ありがとうございます。」
何度か交互にジュースを飲み交わしているとフワフワしてきた。
「しゅてんさん…。これ本当にジュースですか?フワフワして身体が暑い…っ。」
しゅんてんさんが私の耳に唇を付ける
「甘ーいジュースだよ?ジュースで酔っちゃった?ん?」
耳に息と唇が当たると首筋からゾクゾクしてくる。
「んっ。」
「どうしたの?可愛い声聞こえたけど…。んっ。」
声が漏れると、耳元でクスッと笑われ耳を舐められた。
「あっ。んっ。やっ。しゅ、しゅてんさん…っ。」
押し倒されて、着物の胸の合わせを開かれて胸が丸出しになる。
「やっ。」
胸を隠そうとすると手首を掴まれ頭の上で一つに纏められ、顎を掴まれキスをされた。
「んっ。んーっ!」
唇を何度も吸われたり、舐められ、胸を揉みしだかれ、乳首をコリコリと刺激されると固く閉じていた唇の力が抜けてしやい、舌が口の中に入って来た。
舌を絡まされ、吸われて、歯で優しく噛まれる。
どのくらいキスをしていたのか、胸を弄られていたのかわからない…。
頭がぼーっとしてきて、力が入らない。
しゅてんさんが、私の力が抜けたのがわかったのか唇をゆっくり離した。
「あーやっとだ…っ。くくっ。小春…お前はもう俺のものだ。」
しゅてんさんがそう言うと、花火が消えて周りが白い部屋に変わった。
「え…?」
「あいつらからお前の匂いがしてから、お前が欲しくて欲しくて堪らなくて、ここまで準備したんだ。光栄に思って良い。婚礼の儀も済んだし、さて、これから夫婦の時間を過ごそうか…。」
「え?夫婦?」
「あぁ。さっきの酒の酌み交わしは夫婦になる為の儀。お前はもう俺のもの…。」
そう言うとしゅてんさんは私の両方の乳首を捏ねくり回した。
「や、止めてっ!私、貴方と夫婦なんか嫌っ!」
「嫌も何ももう俺たちは夫婦だ。くくっ。これから快楽を存分に与えてやる。」
耳を舐めながら乳首を押し潰したり、強く摘まれたり、爪で引っ掻いたり、親指人差し指で捏ねられる。
「止めっ。あっ。んっ。やっ。しゅてんさんっ。」
「もうここを硬くしているぞ?ん?声も甘くなってきている。」
「やっ。なんか来るっ!来ちゃう!嫌っ!あっ!」
頭が真っ白になり力が抜ける。
「気をやったか…。くくっ。可愛いな。それに良い匂い…。あぁー堪らないな…。」
しゅてんさんは、私の首筋や胸を舐め始め、時折、強く吸い付かれた。
そして、今度は乳首を吸われる。
「やぁ…っ。」
片方は指で弄られて、片方は舌と口で弄ばれる。
しゅてんさんの肩を押してもびくともしない。
「止めっ!あっ。またっ。来ちゃう!やぁ!イッちゃう。ああっ!」
私が背中を仰け反らすと、しゅてんさんがニヤリと笑う。
「力がだいぶ抜けてきたな。」
肩や腕、指、脇、脇腹、お腹、お臍と隈なく舐められる。
そして足を広げられて陰部にしゃぶりつかれた。
「やらぁ!止めてっ!お願いっ!」
突起を唇で塞がれて吸いつかれる。
手は乳首を捏ねくり回される。
「可愛いな…お前は…。」
「久しぶりだね。皆、忙しかったの?」
「うん。」
「そっか…。今日はどこのお祭りに行くの?」
「この前の鬼様の所だよ。」
「鬼様?」
「この前、行った所の覚えてないの?」
「あそこってお祭りとかあるんだ。」
「あるよ!」
いつもは穏やかというかダウナーな感じの亮太が怒鳴るなんて…。
「ご、ごめん…。」
「い、いや…こっちこそごめん…。」
佳奈と茉莉に手を引かれて小さな小屋に案内された。
「それよりコレに着替えて?」
「え?」
せっかく浴衣を着て来たのに何か白い布を渡された。
「手伝ってあげるから。」
「ちょ、ちょっと。佳奈!いいよ。私、浴衣着て来たし。」
脱がそうとする佳奈の手を止めると、茉莉が私の手を拘束して来た。
「私たちもコレ着るから。ね?」
「今日はコレを着ないといけないんだよ?」
「そうなの?」
そういうお祭りもあるよね。
「わ、わかった。」
そう言うと茉莉が私の浴衣を脱がせて、そこにあったお風呂に入った。
「コレ何?」
「清めるんだよ。」
お風呂から上がると、何か液体を身体中に塗られて、見た事もないような着物の様な物を着せてくれた。
そして髪の毛は佳奈が綺麗にしてくれた。
「2人ともありがとう。」
「ううん。当然だよ。今日は特別な日だから。」
そう言うと、2人は際どい浴衣がはだけたような物を着た。
「ふ、2人はそれで良いの?」
「うん。」
「そ、そう…。」
私達3人が小屋から出ると、亮太と徹平がこれまた際どい浴衣のような物を着て待っていた。
鳥居があり、もう道には屋台などが並んでいて賑わっていた。
「こんな所あったんだね。全然、廃れて無い。」
階段を登ろうとすると、佳奈と茉莉に両方から手を引かれて、佳奈の横には亮太が、茉莉の横には徹平が並び、2人の腰に手を回している。
「え?徹平?」
佳奈じゃなくて茉莉の腰に手を回してる?
「前向いて…。鬼様の事だけ見てて。」
横に気を取られると茉莉が私の顔を前に向けた。
そして階段を登り切ると、境内っぽい所には大きな神社の様な屋敷があった。
「お連れしました。……はい。ありがとうございます。」
誰かと会話しているであろう茉莉が、徹平の手を取り、指を絡ませてまるで恋人のように親密な感じで屋台を楽しみ出した。
そして亮太と佳奈もまるで恋人の距離で屋台を楽しみ出した。
あっという間に4人を見失った。
どうして?徹平は佳奈が好きなのになんで茉莉と?
亮太も好きな人いるって茉莉が言ってた気がするのに…。
私は4人を探しに行った。
人混みが凄くてわからない。
あちこち探し回ってまた境内に戻って来た。
裏に回ると静かだった。
人影が見えた気がして近づくと、2人の影が重なりあっている。
「あっ!あっ!徹平っ!気持ちいいっ!もっと!もっと!ちょうだいっ!」
「あぁ。くっ。わかってる。んっ、んっ、んっ、んっ、んっ。出るっ!出すぞっ!っ!」
徹平と茉莉がセックスをしていた。
「ほら。まだだ。今度はお互い舐め合おう。好き。好き。あぁ。堪らないっ!」
「う、うそ…。なんで?だって、徹平は佳奈の事、好きだったのに…。」
私は後退りをしてその場を離れた。
今度は、亮太と佳奈を探した。
屋台の方に行くと、人混みの中で佳奈と亮太を見つけた。
「佳奈!亮…っ。」
2人は人目も憚らず、大きな石に亮太が座り、その上に佳奈が座って腰を激しく動かしている。
時折、亮太が佳奈の胸に顔を埋めて、佳奈の胸を舐めている。
「嘘…。なんで?だって…。佳奈は徹平が好きって言ってたのに…。亮太は彼女いるって…。」
目の前で友人の情事が行われている。
しかもこんな人混みの中で…。
近くにいる人がニヤニヤしながら2人を見ている。
私は止めに入った。
「2人とも!こんな所で何をしてるの!皆に見られてる!」
「あ?お前、なんでここにいるんだよ。どっか行けよ。それにコイツは見られてするのが好きなんだよ。な?」
「うんっ!好き!小春っ!邪魔しないで!ああっ!亮太っ!中に出して!あっイクッ!イクッ。んんっ!」
激しく身体を揺らしていた2人が荒い息遣いでゆっくりの動きに変わる。
「ねぇ!なんで!こんな事してるの!」
「小春…。そんなの決まってるじゃない。好きだからだよ。」
「嘘だよ!だって!佳奈は徹平が好きじゃない!」
「誰そいつ?私には亮太しかいらない…。」
「俺もだよ。」
そう言うと2人は人目を気にする事も無く服を脱ぎまた激しく動き出すと、その場に人もっと人が集まり、私は輪から弾き出された。
何かおかしい…。
こんなの…。
私は境内の裏の2人に助けを呼びに行った。
するとここでも人だかりが出来ていて、輪の中心には、徹平と茉莉が絡み合っていた。
「なんで?何これ…っ。皆どうしちゃったの…っ。」
あまりにもショックな光景にしゃがんで頭を抱えていると、目の前に人の足が現れた。
顔を上げると綺麗な男の人が心配そうに私を眺めている。
男の人はしゃがんで私の目線に合わせると私の顔を覗き込んだ。
「大丈夫?」
「いえ…その…。」
私が言い淀んで、茉莉と徹平を見ると、男の人もそちらを見た。
「あぁ。今日はここに祀られている鬼様の婚姻の儀の日なんだ。だから皆、浮かれているのかな?」
「鬼様の婚姻の儀?でも…。」
「あの2人も夫婦になるのかな?仲が良さそうだね。」
「あの2人は友達同士だから仲は良いんですけど、こんな関係では無くて…。」
「そうなのか…そんなのわからないよ?2人に何があるかなんて、2人にしかわからないんだから…。」
「そうですけど…。」
確かにそうだが、何か違和感。
しっくり来ない。
もし2人が本当に好き合って結ばれるのは嬉しいけど、2人からは、違う事を聞いている。
だから今の目の前の事が信じられないのだ。
「まだまだかかりそうだね…。良かったら僕と一緒にお祭り楽しまない?」
2人を見ながら男の人は私を誘って来た。
「え…っと…でも…。」
断り方を探してると、その男の人は優しく笑った。
「いきなり知らない男から誘われたら君も警戒するよね。気付かなくてごめんね。僕は酒呑童子《しゅてんどうし》…。」
「しゅてんさん?」
「そう…。その呼び名で構わない。そこに住んでるんだ。良かったらお友達が…終わるまで、僕とお祭りを楽しまない?」
優しそう…。
私は、しゅてんさんとお祭りを回ることにした。
「君の名前を聞いて良い?」
「片山小春です。」
「可愛い名前だ。小春…。もうすぐ花火が上がるんだ。一緒に見ない?」
「えっ…いきなり名前?」
しゅてんさんはそんな事、気にせず私の手を引いた。
「それじゃあこっち。」
神社のような家の裏手に回ると何か近づいてはいけないような気がした。
「どうしたの?こっちだよ。ほら。おいで?」
手に力を込められて引かれて裏手に回り、家に招かれた。
「流石にお家は…。」
「ははっ。大丈夫。いつも色んな人が出入りしてるし、上の縁側からとても綺麗に見えるんだ。さぁ。おいで。」
私はしゅてんさんについて家に上がった。
階段を登り、部屋に通ずる扉を越えるとピリッと静電気みたいな物が身体に走った。
「っ!」
「ん?大丈夫?ふふっ。いらっしゃい。こっちだよ。」
縁側に案内されて腰を下ろすと、飲み物を運んで来たしゅてんさんが戻って来た。
「コレ飲んでみて?僕が作った花の甘いジュース。お酒じゃないから安心して?」
「ありがとうございます。少し暑かったんです。」
グラスにジュースと氷を入れて渡してくれた。
「乾杯。あ、このジュース三口ずつ飲んで。代わりばんこに飲むんだ。君からどうぞ。」
「へー。いただきます。」
とても美味しい…。
初めて味わう味だ…。
三口飲みしゅてんさんにグラスを渡す。
「美味しいです!初めて味わう味です。」
「そう?気に入ってもらえて良かった。んっ。んっ。んっ。はい。どうぞ。」
「ありがとうございます。あのコレってなんで3回ずつ…あっ!わぁ!」
ジュースの由来を聞こうと思ったら大きな花火が上がった。
「綺麗!あ、ありがとうございます。」
花火の光で照らされるしゅてんさんもすごく綺麗…。
「はい。君の番だよ?」
いつの間にか間横にピッタリとくっついたしゅてんさんの手が私の腰に回っていた。
「あ、ありがとうございます。」
何度か交互にジュースを飲み交わしているとフワフワしてきた。
「しゅてんさん…。これ本当にジュースですか?フワフワして身体が暑い…っ。」
しゅんてんさんが私の耳に唇を付ける
「甘ーいジュースだよ?ジュースで酔っちゃった?ん?」
耳に息と唇が当たると首筋からゾクゾクしてくる。
「んっ。」
「どうしたの?可愛い声聞こえたけど…。んっ。」
声が漏れると、耳元でクスッと笑われ耳を舐められた。
「あっ。んっ。やっ。しゅ、しゅてんさん…っ。」
押し倒されて、着物の胸の合わせを開かれて胸が丸出しになる。
「やっ。」
胸を隠そうとすると手首を掴まれ頭の上で一つに纏められ、顎を掴まれキスをされた。
「んっ。んーっ!」
唇を何度も吸われたり、舐められ、胸を揉みしだかれ、乳首をコリコリと刺激されると固く閉じていた唇の力が抜けてしやい、舌が口の中に入って来た。
舌を絡まされ、吸われて、歯で優しく噛まれる。
どのくらいキスをしていたのか、胸を弄られていたのかわからない…。
頭がぼーっとしてきて、力が入らない。
しゅてんさんが、私の力が抜けたのがわかったのか唇をゆっくり離した。
「あーやっとだ…っ。くくっ。小春…お前はもう俺のものだ。」
しゅてんさんがそう言うと、花火が消えて周りが白い部屋に変わった。
「え…?」
「あいつらからお前の匂いがしてから、お前が欲しくて欲しくて堪らなくて、ここまで準備したんだ。光栄に思って良い。婚礼の儀も済んだし、さて、これから夫婦の時間を過ごそうか…。」
「え?夫婦?」
「あぁ。さっきの酒の酌み交わしは夫婦になる為の儀。お前はもう俺のもの…。」
そう言うとしゅてんさんは私の両方の乳首を捏ねくり回した。
「や、止めてっ!私、貴方と夫婦なんか嫌っ!」
「嫌も何ももう俺たちは夫婦だ。くくっ。これから快楽を存分に与えてやる。」
耳を舐めながら乳首を押し潰したり、強く摘まれたり、爪で引っ掻いたり、親指人差し指で捏ねられる。
「止めっ。あっ。んっ。やっ。しゅてんさんっ。」
「もうここを硬くしているぞ?ん?声も甘くなってきている。」
「やっ。なんか来るっ!来ちゃう!嫌っ!あっ!」
頭が真っ白になり力が抜ける。
「気をやったか…。くくっ。可愛いな。それに良い匂い…。あぁー堪らないな…。」
しゅてんさんは、私の首筋や胸を舐め始め、時折、強く吸い付かれた。
そして、今度は乳首を吸われる。
「やぁ…っ。」
片方は指で弄られて、片方は舌と口で弄ばれる。
しゅてんさんの肩を押してもびくともしない。
「止めっ!あっ。またっ。来ちゃう!やぁ!イッちゃう。ああっ!」
私が背中を仰け反らすと、しゅてんさんがニヤリと笑う。
「力がだいぶ抜けてきたな。」
肩や腕、指、脇、脇腹、お腹、お臍と隈なく舐められる。
そして足を広げられて陰部にしゃぶりつかれた。
「やらぁ!止めてっ!お願いっ!」
突起を唇で塞がれて吸いつかれる。
手は乳首を捏ねくり回される。
「可愛いな…お前は…。」
