歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
「はい、すみません!」
先輩に指摘された場所を塗り直す。
……できるって信じてる、か。
先輩はどうして、こうやって私を乗せるのがうまいんだろう。
夜もけっこう遅くまで先輩は付き合ってくれた。
翌日の土曜日も、さらに翌日の日曜日も作業通話に付き合ってくれる。
……おかげで。
「できました!」
日曜の昼過ぎにはアクスタ用のイラストは完成していた。
『本当は白石さんに直してもらったほうがいいんですが、急ぎますから僕が修正してもいいですか』
「はい、お願いします!」
私の描いた絵に先輩――灯守先生の手が加わると、まるで息が吹き込まれたかのように見えた。
まだこんなに差があるのだと悔しくなる。
ううん、私もいつか、あれくらい描けるようになるのだ。
『で、これを……こっちに乗せます』
新たに開かれた画面には作品の世界観にあうように、背景が描いてあった。
「待ってください。
この背景、どうしたんですか」
『描きました』
さも当たり前のように先輩が言う。
いや、言われなくてもこれが灯守先生の絵だというのはわかる。
先輩に指摘された場所を塗り直す。
……できるって信じてる、か。
先輩はどうして、こうやって私を乗せるのがうまいんだろう。
夜もけっこう遅くまで先輩は付き合ってくれた。
翌日の土曜日も、さらに翌日の日曜日も作業通話に付き合ってくれる。
……おかげで。
「できました!」
日曜の昼過ぎにはアクスタ用のイラストは完成していた。
『本当は白石さんに直してもらったほうがいいんですが、急ぎますから僕が修正してもいいですか』
「はい、お願いします!」
私の描いた絵に先輩――灯守先生の手が加わると、まるで息が吹き込まれたかのように見えた。
まだこんなに差があるのだと悔しくなる。
ううん、私もいつか、あれくらい描けるようになるのだ。
『で、これを……こっちに乗せます』
新たに開かれた画面には作品の世界観にあうように、背景が描いてあった。
「待ってください。
この背景、どうしたんですか」
『描きました』
さも当たり前のように先輩が言う。
いや、言われなくてもこれが灯守先生の絵だというのはわかる。