歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
素敵なイラストに仕上がった表紙に惚れ惚れしてしまう。
……待って。
もしかしてこれって、初めての共同作業っていうヤツじゃ?
そう気づいて一気に顔が熱くなったが、すぐに令和にそれはないかと苦笑いに変わった。
「タイトルも灯守先生が入れてくれるんですか」
『いや、僕はデザインはできないです。
デザインは別技能なんで』
そうなのか。
それは初めて知った。
『白石さんはできないんですか。
なんかいい感じにタイトル、入ってますけど』
「あー、私はそういうメーカーを使ってるので……」
『そうですか……。
だったら、あの人を召喚するしかないですね』
「あの人?」
嫌な、予感がする。
じっとりと脇が汗を掻き、喉が乾燥していった。
『なっちゃん――安喜奈津美さんです。
彼女はデザイナーですし、お菓子と引き換えにやってくれると思います』
その人に頼むくらいなら自分でやる、そう出かかったがかろうじて飲み込んだ。
『ちょっと呼んでみますね』
私の全身が嫌だと叫んでいる。
けれど同時に、灯守先生の素敵なイラストを変なタイトルを入れて壊したくない自分がいる。
……出ないで。
……待って。
もしかしてこれって、初めての共同作業っていうヤツじゃ?
そう気づいて一気に顔が熱くなったが、すぐに令和にそれはないかと苦笑いに変わった。
「タイトルも灯守先生が入れてくれるんですか」
『いや、僕はデザインはできないです。
デザインは別技能なんで』
そうなのか。
それは初めて知った。
『白石さんはできないんですか。
なんかいい感じにタイトル、入ってますけど』
「あー、私はそういうメーカーを使ってるので……」
『そうですか……。
だったら、あの人を召喚するしかないですね』
「あの人?」
嫌な、予感がする。
じっとりと脇が汗を掻き、喉が乾燥していった。
『なっちゃん――安喜奈津美さんです。
彼女はデザイナーですし、お菓子と引き換えにやってくれると思います』
その人に頼むくらいなら自分でやる、そう出かかったがかろうじて飲み込んだ。
『ちょっと呼んでみますね』
私の全身が嫌だと叫んでいる。
けれど同時に、灯守先生の素敵なイラストを変なタイトルを入れて壊したくない自分がいる。
……出ないで。