歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
慌ててタブレットのスリープを解除し、ニャスコとネコスタの設定を確認する。
ニャスコは先生が送ってくれたリンクからサーバーとやらに入っている。
私と先生しか入れない教室のようなもで、ここで画面共有しながらやっていくと言っていた。

ネコスタも四苦八苦しながら今日、インストールした。
わからないことがあればいつでも聞いてくださいとは言われたが、先生の手を煩わせるわけにはいかない。
たぶん、どうにか設定できていると信じよう。

「うー、落ち着かない……」

一応、ヘッドセットの調子も確認する。
うちは条件付きで在宅勤務が可能なため、たまに使うので持っている。
可愛いから決めたピンクのヘッドセットだが、USB接続なのでタイプCのタブレットにあわせてコネクターを噛ませたので、うまくいくか心配だ。

そわそわとしながら時計表示を睨むが、ちっとも時間は進まない。

「今日の朝倉先輩はどっちなんだろ?」

いや、あの真面目な朝倉先輩が酔って指導なんてないのはわかっている。
だとすれば灯守先生ではなく会社で見る彼のほうだ。
なんだか厳しいことを言われそうでそこはかとなく不安になった。

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