歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
第三章 冷凍庫のアイスクリーム
「うー……。
無理ー!」
持っていたペンを放り投げ、椅子に反り返る。
アクスタ用キャラの簡単なキャラデザを描くように朝倉先輩から言われたが、詰まっていた。
「ううっ、キャラデザだから気負わないでいいとは言われたけどさ……」
そろそろと体勢を戻し、またペンを握ってタブレットと向き直る。
そもそも、自分の思い描いていたキャラの顔が急に曖昧になった。
これでは気負うとか以前の問題だ。
「次のレッスンで灯守先生に相談してみよう……」
もうそれしかない。
あんなに念願のアクスタが作れるとうきうきだった気分は、一気に暗くなっていた。
イラストはまったく進まないまま、私は仕事を前にして完全に頭を抱えていた。
「これが週明け締め切りで、こっちが広岡さんの返事待ち、それにあれとあれと……ううっ、あとなんだっけ……」
スケジュールのずれ込みなどで、いつの間にかわけがわからないくらい仕事が私の目の前で停滞していた。
「あー、うー」
唸りながら締め切りの近いものから片付けていこうとするが、そもそもどの順番でやればいいのかすら判断がつかない。
「……さん」
無理ー!」
持っていたペンを放り投げ、椅子に反り返る。
アクスタ用キャラの簡単なキャラデザを描くように朝倉先輩から言われたが、詰まっていた。
「ううっ、キャラデザだから気負わないでいいとは言われたけどさ……」
そろそろと体勢を戻し、またペンを握ってタブレットと向き直る。
そもそも、自分の思い描いていたキャラの顔が急に曖昧になった。
これでは気負うとか以前の問題だ。
「次のレッスンで灯守先生に相談してみよう……」
もうそれしかない。
あんなに念願のアクスタが作れるとうきうきだった気分は、一気に暗くなっていた。
イラストはまったく進まないまま、私は仕事を前にして完全に頭を抱えていた。
「これが週明け締め切りで、こっちが広岡さんの返事待ち、それにあれとあれと……ううっ、あとなんだっけ……」
スケジュールのずれ込みなどで、いつの間にかわけがわからないくらい仕事が私の目の前で停滞していた。
「あー、うー」
唸りながら締め切りの近いものから片付けていこうとするが、そもそもどの順番でやればいいのかすら判断がつかない。
「……さん」