歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
「その説明文については広告宣伝部にリテイクをお願いしています」
質問に答えながら彼の顔を盗み見る。
……朝倉先輩ってほんと、動じないよね。
私だったらあんなに怒鳴られたら、泣いてしまうかもしれない。
男女の差はあるかもしれないが、それでも顔色ひとつ変えないのはさすがに普通ではないと思う。
「はい、ではそれで引き続きよろしくお願いします」
「わかりました」
自分の席に戻りながら、彼の机の上にある犬のマスコットをちらりと見る。
こんな彼があんな繊細な絵を描いているとはイマイチ、信じられなかった。
お昼は今日、同期の誘いを断って社食にした。
朝倉先輩はお昼、必ず社食だからだ。
トレイを手に、あたりをきょろきょろする。
すぐに隅のほうで、携帯で写真を撮っているらしい朝倉先輩の姿が見えた。
「ここ、いいですか」
返事も聞かず、彼の前に座る。
トレイの上にはやはりあの、犬のマスコットがのっていた。
私の視線に気づいたのか、彼が慌てて隠す。
「朝倉先輩ってNyaitter、やってます?」
「Nyaitter?
僕はSNSなどやっていないですが」
質問に答えながら彼の顔を盗み見る。
……朝倉先輩ってほんと、動じないよね。
私だったらあんなに怒鳴られたら、泣いてしまうかもしれない。
男女の差はあるかもしれないが、それでも顔色ひとつ変えないのはさすがに普通ではないと思う。
「はい、ではそれで引き続きよろしくお願いします」
「わかりました」
自分の席に戻りながら、彼の机の上にある犬のマスコットをちらりと見る。
こんな彼があんな繊細な絵を描いているとはイマイチ、信じられなかった。
お昼は今日、同期の誘いを断って社食にした。
朝倉先輩はお昼、必ず社食だからだ。
トレイを手に、あたりをきょろきょろする。
すぐに隅のほうで、携帯で写真を撮っているらしい朝倉先輩の姿が見えた。
「ここ、いいですか」
返事も聞かず、彼の前に座る。
トレイの上にはやはりあの、犬のマスコットがのっていた。
私の視線に気づいたのか、彼が慌てて隠す。
「朝倉先輩ってNyaitter、やってます?」
「Nyaitter?
僕はSNSなどやっていないですが」