歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
どうしてこれ――ペンギンのぬいぐるみを選んだのかという理由を早口で捲し立てる。
先週、水族館へ行ったとき、先輩はぬいぐるみが欲しそうだった。
けれど周囲の目を気にして買えないようだったので、プレゼントしようと思ったのだ。
「……ありがとうございます」
先輩の両手がそっとペンギンを抱き上げ、袋がパサリと落ちる。
「しかも僕が一番好きなヒゲペンギンです」
先輩はいつもどおり真面目な顔だけれど、どこか嬉しそうに見えた。
「そうなんですか!?
朝倉先輩にどこか似てるなーって選んだんですけど」
他のペンギンと違い顔が白く、目つきが鋭いヒゲペンギンはどこか先輩を彷彿とさせたので、いろいろ迷った末にこれをポチったが、まさが当の本人が一番好きなペンギンだとは思わない。
「僕に似ている……」
「灯守先生の作業場、見せてもらいますね」
ペンギンのぬいぐるみと見つめあっている先輩に苦笑いしつつ、机の前に立ってみる。
先週、水族館へ行ったとき、先輩はぬいぐるみが欲しそうだった。
けれど周囲の目を気にして買えないようだったので、プレゼントしようと思ったのだ。
「……ありがとうございます」
先輩の両手がそっとペンギンを抱き上げ、袋がパサリと落ちる。
「しかも僕が一番好きなヒゲペンギンです」
先輩はいつもどおり真面目な顔だけれど、どこか嬉しそうに見えた。
「そうなんですか!?
朝倉先輩にどこか似てるなーって選んだんですけど」
他のペンギンと違い顔が白く、目つきが鋭いヒゲペンギンはどこか先輩を彷彿とさせたので、いろいろ迷った末にこれをポチったが、まさが当の本人が一番好きなペンギンだとは思わない。
「僕に似ている……」
「灯守先生の作業場、見せてもらいますね」
ペンギンのぬいぐるみと見つめあっている先輩に苦笑いしつつ、机の前に立ってみる。