歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
L字の大きな机の上には言っていたとおりiNecと液タブが置いてあり、その横にはノートパソコンも鎮座していた。
「朝倉先輩もノーパソ使うんですね」
「仕事用の会社支給品です」
顔を上げたところで真顔で言われ、気まずくなって視線を落とす。
閉じられたパソコンには見慣れたラベルプリンターのシールが貼ってあった。
「あ、ペンギンフィギュアだ!
ヒゲペンギンもちゃんといますね」
微妙な空気を振り払うように、わざと明るい声を出す。
机の上の一角にはペンギンの小さなフィギュアがいくつも飾ってあった。
「はい。
全部揃えるまで何度も回しました」
先輩が眼鏡を上げ、レンズがきらりと光る。
「何度も……?」
「はい。
このシリーズのガチャガチャが置いてある店を回り、揃うまで回し続けました」
微妙な気持ちでペンギンたちを見下ろす。
というか、先輩にもそんなに執着するものがあったなんて意外だ。
「そうだ、ダブってるのがけっこうあるので白石さん、よかったらいりませんか」
机のサイドにある引き出しを開け、先輩がまあまあの大きさの箱を取り出す。
「朝倉先輩もノーパソ使うんですね」
「仕事用の会社支給品です」
顔を上げたところで真顔で言われ、気まずくなって視線を落とす。
閉じられたパソコンには見慣れたラベルプリンターのシールが貼ってあった。
「あ、ペンギンフィギュアだ!
ヒゲペンギンもちゃんといますね」
微妙な空気を振り払うように、わざと明るい声を出す。
机の上の一角にはペンギンの小さなフィギュアがいくつも飾ってあった。
「はい。
全部揃えるまで何度も回しました」
先輩が眼鏡を上げ、レンズがきらりと光る。
「何度も……?」
「はい。
このシリーズのガチャガチャが置いてある店を回り、揃うまで回し続けました」
微妙な気持ちでペンギンたちを見下ろす。
というか、先輩にもそんなに執着するものがあったなんて意外だ。
「そうだ、ダブってるのがけっこうあるので白石さん、よかったらいりませんか」
机のサイドにある引き出しを開け、先輩がまあまあの大きさの箱を取り出す。