歩く冷蔵庫先輩が推し絵師でした~秘密のレッスンはじめます~
ここまできてようやく、自分がとんでもないことをやったのだと気づいたらしく、広岡さんはおろおろしていた。
「このキャッチコピーは変更をお願いしたはずです。
色使いも他社の看板商品を強くイメージさせます。
さらにAIの使用はまだ、我が社では許可されていません」
淡々と説明する先輩の横で、私もそのとおりだと頷く。
「でもAIなんて今どきどこでも使ってるだろ?」
「そういう問題ではありません。
発表前のパッケージデザインをAIに入力すれば、情報漏洩の危険があります」
「え、そんな……」
みるみる広岡さんの顔が青くなっていった。
「とりあえず販促物の印刷は今すぐ止めてください。
私は上のほうと相談してきます」
もうこれは自分の手には負えないと判断し、先輩は上役のところへと行ってしまった。
「広岡さん。
一刻も早く発注、止めましょう」
「オレはもう終わりだー!」
広岡さんの絶叫が響いたが、同情の余地はない。
そのあとはとにかく大変だった。
パニックになり激しく動揺している広岡さんは使い物にならないので、広告宣伝部に走って販促物の印刷を止めてもらう。
「このキャッチコピーは変更をお願いしたはずです。
色使いも他社の看板商品を強くイメージさせます。
さらにAIの使用はまだ、我が社では許可されていません」
淡々と説明する先輩の横で、私もそのとおりだと頷く。
「でもAIなんて今どきどこでも使ってるだろ?」
「そういう問題ではありません。
発表前のパッケージデザインをAIに入力すれば、情報漏洩の危険があります」
「え、そんな……」
みるみる広岡さんの顔が青くなっていった。
「とりあえず販促物の印刷は今すぐ止めてください。
私は上のほうと相談してきます」
もうこれは自分の手には負えないと判断し、先輩は上役のところへと行ってしまった。
「広岡さん。
一刻も早く発注、止めましょう」
「オレはもう終わりだー!」
広岡さんの絶叫が響いたが、同情の余地はない。
そのあとはとにかく大変だった。
パニックになり激しく動揺している広岡さんは使い物にならないので、広告宣伝部に走って販促物の印刷を止めてもらう。