私の夏は、全方位から愛されて大ピンチ!?


そういえば、今日の夜、花火大会に誘われてたんだよね!

まだ初対面なのにそんなに豪華な行事をもらっちゃっていいのかな?

少しため息をついた後、私を急かすように5時のチャイムが鳴る。

あと一時間しかないじゃんっ!

一時間は、私がゴニョゴニョ考えているうちに終わってしまった。

「やばっ、行かないと、、」

私は焦って家を出て行った。




ーーー♡ーーー



いつも空いてる公園。今日は人混みで混雑している。

「遅くなってごめん…!」

慣れない浴衣の下駄で走ってきた私は息を切らせながらみんなのところにたどり着いた…

すると、浴衣を着こなした4人が一斉にこちらを振り返る…

学校では制服姿だから、みんなの私服っぽい服にドキドキしてしまう。

一番最初にりくくんがいつもの明るい笑顔で声をおかけてくれる。

「あ、ひなの!浴衣じゃん、めっちゃ似合ってるよ!」

りくくんの言葉に明人くんは少し目を見張ったあと、ふいっと視線をはずした。

「……ああ。まあ、いつもよりはマシだな。てか置いてかれるから行くぞ」

次に類くんが優しい表情で、私に歩み寄る。

「うん、ひなのちゃん、すごく素敵だよ。下駄で足とか痛くなったら遠慮なくすぐに言ってね」

少し照れてほっぺたが赤くなってしまった私の前にいたには蓮くんだった。

「いいじゃん。ひなのはセンスがあるな」

なんだろう、この状況…これがいわゆる、漫画とか小説とかのドキドキのシーン……!?

「うん、みんなありがとう……!」

4人の優しい視線に包まれて、私の胸の奥がほんのり温かいドキドキで満たされていった。

「じゃ、行こっか。」

類くんの鶴の一声に私たちは反応して花火が見れる会場の方へと向かっていった。

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