きみがくれた、私だけの輝き
期待していたような拍手などは何もなく、静まり返っている教室の空気に戸惑いながら顔を上げる。


ちょっと、何よこの空気。


私まだ何か言わないといけないこととかあったっけ?



「で、天音はどこの令嬢なんだ?みんなはそっちの方が気になってると思うぞー」


「え?」



原先生の言葉でもう一度クラスメイトたちを見渡すと、クラスメイトたちはまるで私を見定めするかのように上から下まで見ていた。



「あ、はい!令嬢…そうですね!えっと…恥ずかしながらあまり大きな会社じゃないので、みなさんは知らなくて当たり前なので、まあそこは秘密ってことで…?」


「だそうだ。みんな仲良くしてやれよー。じゃあ天音はあそこの窓際の空いてる席な。白河(しらかわ)!お隣さん同士仲良くしてやれよ」



先生が指差した先を見ると、先ほど職員室の場所を教えてくれた彼が、窓の外に向けていた視線を気だるそうにこちらに向けてきた。



「あ、さっきの!同じクラス、しかもお隣さんだなんて、よろしくね!」
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