きみがくれた、私だけの輝き
この学校は、政財界や世界企業のトップばかりのお金持ちのお嬢様ご子息が通う、由緒正しき学園だ。


そのため、お金や名声、家柄が全てだと思っている生徒ばかり。


貧乏人の私が無償で通わせてもらっているなんて知られたら、きっと大変なことになる。


だから貧乏であることは隠しているというのに、早速バレかかっている。



「た、たしかに、名前は知られてないかもしれないけど、私だって一応お嬢様なんだからね!それに、白河くん?とだって、別に仲良くしたいとか思ってるわけじゃないよ。だってあの人、すっごく感じ悪いんだもん。そりゃ隣の席だから仲良くしたいとは思ったけど、あれは無理無理。友達とかいなさそ…」



三人の顔がみるみる赤くなっていくのを感じ、そこで言葉を区切る。



「あなた、なんて失礼な方なの!?四皇の一人に向かって…恥を知りなさい!」



えええ。と大袈裟に驚きたくなる。


仲良くしようとするのもダメ。けなすのもダメなんて、なんて難しいのだろう。


顔だけいいあんな無愛想な男の子の何がいいのやら、私には到底理解不能だ。
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