きみがくれた、私だけの輝き
「合庭(あいば)さんたち、そんなところで何してるの?そろそろ一限、始まるよ。中に入って」



眼鏡をかけた真面目そうなボブの女の子が、教室の中からひょっこりと顔を覗かせてきた。


合庭さんと呼ばれた女子を含む三人は、私をもう一度きっと睨みつけてから中に入っていった。



「天音さん、あの人たちのことはあまり刺激しない方がいいよ。熱烈な四皇のファンだから。また何か言われたりされたりしたら私に相談して。一応、このクラスの学級委員長やってるから、何か役に立てるかもしれないし。あ、私の名前は水無瀬麗華(みなせれいか)。よろしくね」



優しく微笑みながら差し出された手を、がしっと掴む。



「や、優しいー!ありがとう!私のことはぜひ澄花って呼んで!」


「ふふ、私のことも麗華でいいよ」



冷たいこのクラスでやっていけるのか不安だったけど、麗華みたいに優しい子もいてよかった。


私の救世主だ。
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