離婚届を渡された契約妻ですが、罪を抱えたエリート外科医の愛が重すぎます
「どうして清白先輩たちがいるの? 中等部生徒会だけで集まるって言ってなかった?」
白いブラウスに短パンという私服姿で集合場所にやってきた遥は、ここにいるはずのない人の姿を見つけて、先に来ていた友人に小声で尋ねた。
「なんか高等部の生徒会でもみんなで行くことになってたんだって。それで偶然待ち合わせ場所が被ったから、どうせなら一緒にって話になったらしいよ」
「そんな……」
うっかり漏れた呟きがよほど悲壮感をもって聞こえたのだろう、友人は意外そうに眉を上げた。
「もしかして、苦手な先輩でもいるの?」
「そういうわけじゃ、ないけど……」
苦手意識を持っている側ではなく持たれている側である、というのは口にすべきではないのだろう。
「ふーん? まあ、絡みたくないなら無理に絡みにいく必要ないし、私と一緒に話してようよ」
「……うん、そうだね」
ところが、いざ祭りへ繰り出してみると、遥は慣れないヒールの靴で早々に靴擦れを起こしてしまい、痛みで立ち止まっている間にグループからはぐれてしまった。
白いブラウスに短パンという私服姿で集合場所にやってきた遥は、ここにいるはずのない人の姿を見つけて、先に来ていた友人に小声で尋ねた。
「なんか高等部の生徒会でもみんなで行くことになってたんだって。それで偶然待ち合わせ場所が被ったから、どうせなら一緒にって話になったらしいよ」
「そんな……」
うっかり漏れた呟きがよほど悲壮感をもって聞こえたのだろう、友人は意外そうに眉を上げた。
「もしかして、苦手な先輩でもいるの?」
「そういうわけじゃ、ないけど……」
苦手意識を持っている側ではなく持たれている側である、というのは口にすべきではないのだろう。
「ふーん? まあ、絡みたくないなら無理に絡みにいく必要ないし、私と一緒に話してようよ」
「……うん、そうだね」
ところが、いざ祭りへ繰り出してみると、遥は慣れないヒールの靴で早々に靴擦れを起こしてしまい、痛みで立ち止まっている間にグループからはぐれてしまった。