恋するなら、君とだけ。
「桃香!」

「ふえっ?な、なに?」

深雪ちゃんが振り向いて、バンっと席をたった。

「廊下に、トップスリーいる!!」

え?ト、トップスリー、とは?

ぽかんとしていると、みんなのさわぎ声が聞こえた。

「きゃあー!」

「トップスリーのみなさんよ!」

「どれも美しい…目の保養…!」

きゃあきゃあと聞こえる。

深雪ちゃんもめちゃくちゃ興奮していた。

「桃香!行くよっ!」

へっ、へっ…?

深雪ちゃんにギュッと手を握られた。

深雪ちゃんがビュンっと走り出して、わたしもあわてて走る。

「桃香、相変わらず、足早っ」

「え、えへへ…運動は得意なのっ…!」

褒められて嬉しくて、思わず口元が緩む。

「桃香…あなた勉強も運動も顔も最強って…だからモテるのよ」

も…モテるっ?

いやいや…わたしがそんな…。


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