恋するなら、君とだけ。
「あれれ?めちゃくちゃ可愛い子いるじゃーん〜」

「一緒にあそぼーよ。ご飯奢るからさ!」

肩をトンッと叩いてきたナンパ人にびくっと肩が跳ねる。

なんと…わたし、桃香、中1。

人生初、ナンパされてしまったようです…。

こんなこと初めて…オドオドしてしまう。

「ーその汚え手を離せ」

ーいつも君は助けてくれるよね。

だからわたしは好きになったんだよ。

かっこよくて、綺麗で、優しい、君が。

キラキラと輝いているような気がした。

「え?一宮、くん…?」

「…ちっ、なんだよ、彼氏持ちか。
いくぞ」

舌打ちをしながらナンパ人三人組がどこか行った。

「…大丈夫か?」

「は、はいっ…!」

なんだか無性にドキドキしてくる。

「一緒に帰ろう。」

手をギュッと握ってくれた。
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