星空の下で君とまた____。

星の降る音は

「夜ご飯よーーー!」

お母さんに呼ばれて、部屋を出る。

ゆっくりとリビングへ向かった。

ドアの向こうから、テレビの音が聞こえてくる。


『こと座流星群は、今夜がピークとなるでしょう。少し冷え込むため、観察の際は——』


レポーターの声が、淡々と続いている。


いつもと同じようなご飯と、いつも通りの会話。

«いつも通り»の夕食をとって、部屋に戻る。


ドアを閉めたときの、パタン、という乾いた音が、少しだけ心地良い。


しばらくそのまま立っていた。



____星、見えるかな。



カーテンを少しだけ開けて、ベランダに出る。

夜の空気は、思っていたよりも冷たかった。


手すりに軽く触れながら、空を見上げる。


しばらくして、ひとつ、光が流れた。


あ、と思う間もなく、消えてしまう。



____今の、流れ星?

  遅れて、そう理解する。



流れ星は、星が落ちてきているんだと、昔授業で習ったような気がする。

もし、星が落っこちてきたら、どんな音がするんだろう_______。


そんなことを考えるより先に、

普通は、危ないから逃げるべきなのかもしれない。

少しだけ、笑ってしまう。







_____そのときだった。




小さなガラスの欠片が弾けるみたいな、かすかな音。



気のせいだと思った。



思ったのに、胸の奥が、少しだけざわつく。



風はなかった。

カーテンも揺れていない。



手すりに触れたまま、しばらく動けなかった。



__今の、なに?

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