星空の下で君とまた____。
ほんの一瞬の沈黙。



蓮緒くんは、ぱち、と瞬きをして___


「……いいの?」


確認するみたいに、そう言った。


「え、あ、いや、その……」


引き止めるべき言葉が、うまく出てこない。


「……うん」


小さく、頷いてしまう。

次の瞬間。

蓮緒くんは、ためらいもなく一歩、踏み出した。


「お邪魔します」


言葉は丁寧なのに、

動きは、まったく遠慮がない。

するり、と当たり前みたいに部屋へ入ってくる。

____え、早くない?

思わず、振り返る。

靴、どうするの、とか、

知らない人を入れてる、とか、

いろんな考えが一気に浮かぶのに___


「ここが、しおんの部屋?」


そんなこと、気にする様子もなく、

蓮緒くんは静かに室内を見回していた。



あぁぁぁぁ......どうしよう......


____本当に入れちゃった

見知らぬ男の子を......

自分の部屋に。

......お母さんに見つかったら、


絶対怒られる。
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