星空の下で君とまた____。

君は星の子

(in room)

「汐音」


呼ばれて、現実に引き戻される。


「……え?」


間の抜けた声が出る。

さっきまで頭の中でぐるぐるしていた考えが、

一気に霧散していく。

目の前には、さっきと同じはずの男の子。

なのに、どうしてか____

少しだけ、距離が近くなった気がした。


「えっと……」


蓮緒くんは、少し考えるように視線を彷徨わせる。


「まず、何すればいいんだっけ」


ぽつり、と呟く。


「……は?」


思わず聞き返す。
< 9 / 13 >

この作品をシェア

pagetop