隠れドS系御曹司は一目惚れで結ばれた彼女を溺愛して逃さない
そばにいられるのなら、ずっと一緒にいたい。
一緒の時間は一年間。ううん、もしかしたらそれよりも短いかもしれない。彼に相応しい女性が現れたら、わたしなんて邪魔者でしかない。その前につまらない女だって、がっかりされるかもしれない。
ネガティブになると、どこまでも後ろ向きになってしまう。
暗い顔で目を伏せてこちらを見ようとしない結愛に、羽琉矢はそっと溜息を落とす。
正直な気持ちを告白したのに、自分も同じだと喜んでくれると思っていたのに、落ち込ませるとは思わなかった。自分が普通の会社員とかだったら良かったのか。結愛は釣り合わないと、今でもぐだぐだと悩んでいるのだろう。
手に入れたと思っても、砂の城のように掴んだそばからさらさらと崩れていく。
女性の影だったり、何か不信要素があれば、すぐにでも身を引いてしまいそうな結愛が怖い。いつでも逃げ出す準備をしていそうな結愛が怖い。
だから、繋ぎ止めるために幾重にも甘い枷を張り巡らせる。
羽琉矢は髪を掻き揚げて首筋に口づけ、柔肌をちゅと吸って唇を離した。
「んっ……あ、ん」
チリっとした甘い痛みに結愛は体を竦ませる。身体の奥がドクンと脈打つ。次第に火照る身体は自分ではどうしようもなくて。
「羽琉矢さん……今日は、もう……これ以上は……」
未知の感覚に、無理だと言いかけた言葉は呑み込まれ、塞ぐように重ねられた唇に結愛は動きを止めた。
言葉とは裏腹に、ついばむように、吸われるように、触れるだけのキスは気持ちよくて逆らえない。
冷たかった羽琉矢の唇は何度も繰り返されるキスで、結愛の体温に馴染んでいく。
一緒の時間は一年間。ううん、もしかしたらそれよりも短いかもしれない。彼に相応しい女性が現れたら、わたしなんて邪魔者でしかない。その前につまらない女だって、がっかりされるかもしれない。
ネガティブになると、どこまでも後ろ向きになってしまう。
暗い顔で目を伏せてこちらを見ようとしない結愛に、羽琉矢はそっと溜息を落とす。
正直な気持ちを告白したのに、自分も同じだと喜んでくれると思っていたのに、落ち込ませるとは思わなかった。自分が普通の会社員とかだったら良かったのか。結愛は釣り合わないと、今でもぐだぐだと悩んでいるのだろう。
手に入れたと思っても、砂の城のように掴んだそばからさらさらと崩れていく。
女性の影だったり、何か不信要素があれば、すぐにでも身を引いてしまいそうな結愛が怖い。いつでも逃げ出す準備をしていそうな結愛が怖い。
だから、繋ぎ止めるために幾重にも甘い枷を張り巡らせる。
羽琉矢は髪を掻き揚げて首筋に口づけ、柔肌をちゅと吸って唇を離した。
「んっ……あ、ん」
チリっとした甘い痛みに結愛は体を竦ませる。身体の奥がドクンと脈打つ。次第に火照る身体は自分ではどうしようもなくて。
「羽琉矢さん……今日は、もう……これ以上は……」
未知の感覚に、無理だと言いかけた言葉は呑み込まれ、塞ぐように重ねられた唇に結愛は動きを止めた。
言葉とは裏腹に、ついばむように、吸われるように、触れるだけのキスは気持ちよくて逆らえない。
冷たかった羽琉矢の唇は何度も繰り返されるキスで、結愛の体温に馴染んでいく。