左は陽くん、右は蓮くん。
中学生の時の嫌な記憶が蘇る。
私はいつも陽と蓮と一緒にいるから、女子に変な風に思われた。
そのせいで女子との距離をた事がある。
もしかしたら、あきとの間に壁が出来るかも知れない。
そんな事を考えていたら、あきが教室に帰って来た。話し掛ける勇気もなく俯いてしまう。
「莉央!なんか、落ち込んでない?」
そう、聞いてきたのは間違いなくあきで慌てて顔を上げた。
「あ!全然大丈夫!」
「本当?」
「本当に元気だよ!」
あきが、私に話し掛けてくれたから——
不安は軽くなった。
HRが始まり席に座ると、担任の話を聞いた。暇で、あくびが出てしまう。
きっと陽は寝ているはずだと、振り返る。
陽は予想通り、机にうつ伏せになって気持ちよさそうにしている。
その隣で、蓮だけは真面目に話を聞いていた。
蓮に視線を移した瞬間、目が合う。
すぐに逸らすつもりだった。
なのに、逸らせなかった。
心臓が、嫌なくらい大きく鳴った。
HRの終わりを知らせるチャイムが鳴り響き、やっと金縛りが解けたみたいに動けた。
蓮が視線を逸らす。
私は、自分の机から動けないでいた。
私はいつも陽と蓮と一緒にいるから、女子に変な風に思われた。
そのせいで女子との距離をた事がある。
もしかしたら、あきとの間に壁が出来るかも知れない。
そんな事を考えていたら、あきが教室に帰って来た。話し掛ける勇気もなく俯いてしまう。
「莉央!なんか、落ち込んでない?」
そう、聞いてきたのは間違いなくあきで慌てて顔を上げた。
「あ!全然大丈夫!」
「本当?」
「本当に元気だよ!」
あきが、私に話し掛けてくれたから——
不安は軽くなった。
HRが始まり席に座ると、担任の話を聞いた。暇で、あくびが出てしまう。
きっと陽は寝ているはずだと、振り返る。
陽は予想通り、机にうつ伏せになって気持ちよさそうにしている。
その隣で、蓮だけは真面目に話を聞いていた。
蓮に視線を移した瞬間、目が合う。
すぐに逸らすつもりだった。
なのに、逸らせなかった。
心臓が、嫌なくらい大きく鳴った。
HRの終わりを知らせるチャイムが鳴り響き、やっと金縛りが解けたみたいに動けた。
蓮が視線を逸らす。
私は、自分の机から動けないでいた。