左は陽くん、右は蓮くん。
あきと教室に戻ると、半分寝ていた陽を起こした。
「陽!起きて!!」
「……おきてーるー」
蓮が来て、陽の脇腹をくすぐると飛び起きた。
「……ちっ。誰だーよー」
蓮は、しれっとした顔で陽を見ている。
あ。大丈夫だ。いつもの蓮だ。
私は弁当箱の入ったバッグを持つ。
「ご飯食べに行こう〜!」
三人で向かった場所は、体育館の裏だ。
五段くらいの階段があり、そこに三人で座る。陽も蓮もビニール袋から、パンを取り出し食べ始めた。
陽は大きな身体を私に預けるように、くっついてくる。
「……陽。重い」
「……んっ、ごめーん」
そんな、やり取りをしている間に陽はパンを食べ終わってしまった。
「……足りねー。ちと、購買部ー」
それだけ言うと、立ち上がりふらふらと購買部に向かってしまった。
なんとなく、空気が重い。
蓮の方を見ないようにして、お弁当を食べる。その行動が落ち着かない。
紙パックの烏龍茶を飲んでいると、その場の空気が変わった感じがした。
「……莉央」
蓮に名前を呼ばれただけ——
なのに、思考が停止してしまう。
「陽!起きて!!」
「……おきてーるー」
蓮が来て、陽の脇腹をくすぐると飛び起きた。
「……ちっ。誰だーよー」
蓮は、しれっとした顔で陽を見ている。
あ。大丈夫だ。いつもの蓮だ。
私は弁当箱の入ったバッグを持つ。
「ご飯食べに行こう〜!」
三人で向かった場所は、体育館の裏だ。
五段くらいの階段があり、そこに三人で座る。陽も蓮もビニール袋から、パンを取り出し食べ始めた。
陽は大きな身体を私に預けるように、くっついてくる。
「……陽。重い」
「……んっ、ごめーん」
そんな、やり取りをしている間に陽はパンを食べ終わってしまった。
「……足りねー。ちと、購買部ー」
それだけ言うと、立ち上がりふらふらと購買部に向かってしまった。
なんとなく、空気が重い。
蓮の方を見ないようにして、お弁当を食べる。その行動が落ち着かない。
紙パックの烏龍茶を飲んでいると、その場の空気が変わった感じがした。
「……莉央」
蓮に名前を呼ばれただけ——
なのに、思考が停止してしまう。