左は陽くん、右は蓮くん。
「最近。ハマってるもんなー! 今度ー、撮った写真見せてよー!」
蓮は口角を少し持ち上げて、頷いた。
桜に見惚れていると、陽の右手が私に伸びてきて、身体が跳ねた。
「莉央ー。髪に桜の花びら付いてーるー」
「あ、ありがとう」
校門を抜けて、昇降口に向かうと大きな紙が張り出されている。
そこに近付くと、自分のクラスを確認した。
「……ちょっと、めちゃくちゃかっこいい」
そんな声が微かに聞こえて振り返ると、女の子達が陽と蓮に視線を向けていた。
あー。
この光景は中学生の時にも見た事がある。
周りを見渡すと、他の女の子も陽と蓮を視線で追い掛けていた。
二人が女の子に見られるのには、もう慣れている。
「俺、三組ー」
「……俺も三組だ」
陽と蓮の声が聞こえて、三組の張り紙を見ると私の名前も載っている。
「私も、三組だ!」
「うぇーい!」
陽が近付いて来てハイタッチを求めてきたから、手のひらを勢い良く重ねた。
陽は再度蓮の肩に手を回す。
「……陽重い」
「……別に、いーじゃんー」
「……いいけど」
◇◇◇
入学式が終わり、教室に向かう。
陽はあくびをした後に、身体を思いっきり伸ばした。
「んーっ!入学式退屈過ぎるー!」
「……たしかに」
教室に入り、自分の席に腰掛けた。
前の席の女の子が振り返り、笑顔を見せた。
つられて口角を持ち上げる。
「私、あき!○〇中学校だったよ〜」
「私は〇〇中だった。莉央て呼んでね」
「あきちゃんか!仲良くしてね?」
「うん。仲良くしてね」
あきが目を輝かせ、私をみている。
蓮は口角を少し持ち上げて、頷いた。
桜に見惚れていると、陽の右手が私に伸びてきて、身体が跳ねた。
「莉央ー。髪に桜の花びら付いてーるー」
「あ、ありがとう」
校門を抜けて、昇降口に向かうと大きな紙が張り出されている。
そこに近付くと、自分のクラスを確認した。
「……ちょっと、めちゃくちゃかっこいい」
そんな声が微かに聞こえて振り返ると、女の子達が陽と蓮に視線を向けていた。
あー。
この光景は中学生の時にも見た事がある。
周りを見渡すと、他の女の子も陽と蓮を視線で追い掛けていた。
二人が女の子に見られるのには、もう慣れている。
「俺、三組ー」
「……俺も三組だ」
陽と蓮の声が聞こえて、三組の張り紙を見ると私の名前も載っている。
「私も、三組だ!」
「うぇーい!」
陽が近付いて来てハイタッチを求めてきたから、手のひらを勢い良く重ねた。
陽は再度蓮の肩に手を回す。
「……陽重い」
「……別に、いーじゃんー」
「……いいけど」
◇◇◇
入学式が終わり、教室に向かう。
陽はあくびをした後に、身体を思いっきり伸ばした。
「んーっ!入学式退屈過ぎるー!」
「……たしかに」
教室に入り、自分の席に腰掛けた。
前の席の女の子が振り返り、笑顔を見せた。
つられて口角を持ち上げる。
「私、あき!○〇中学校だったよ〜」
「私は〇〇中だった。莉央て呼んでね」
「あきちゃんか!仲良くしてね?」
「うん。仲良くしてね」
あきが目を輝かせ、私をみている。