左は陽くん、右は蓮くん。
「……陽。どうした?」
「あー、莉央に友達出来たー!」
「……莉央。良かったね」
「うん!嬉しい!」
会話をしていると、担任の先生が教室に入ってきた。皆が席に座ると挨拶して、自己紹介が始まる。
担任が明日の持ち物などを説明し、午前中で学校は終わった。
いつも通りに三人で下校する。家に帰ると、制服から私服に着替えてベッドに横たわった。
「莉央ー。あそーぼー」
陽の声が聞こえて窓から顔を覗かせると、私に気付いた陽が手をひらひらと振った。
「すぐ行くから、待ってて」
外に出ると、しゃがみ込んでいた陽がこちらに気付いて、口を動かした。
「蓮もー、迎えにいこおー」
蓮の家に行って、外から呼んでみたが反応がない。
インターフォンを鳴らしてみても、誰かが出てくる気配すらない。
もう一度、インターフォンを押したが反応はない。
今まで、こんな事無かった。
二人で顔を見合わせ、首を傾げた。
「……蓮、どうしたんだろ」
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