グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公
グルッ・・・ウウウウウ!!!

グリフォンが低くうなり、体が低い体勢になった。

主人の危険に、強い警告音を発している。

「マリウス!動くな!!」

大声とともに、玄関からリーフェスト公が走り込んで来た。

「殺されるのは・・・お前のほうになるぞ!!」

全力で走って来たのか、息がはずみ、肩が大きくゆれている。

「リーフェスト公様・・なぜ・・この女は盗みも働いているのですよ」

マリウスが必死で訴えるのを、リーフェスト公は手で制した。


「よく聞け!!!グリフォンは一発でしとめるぞ。
殺されたくなかったら、剣を床に置いて、ゆっくりと私の後ろに来るんだ。」

グルルルルルル・・・・・・

グリフォンが歯をむき出して、うなりを止めない。

マリウスはしぶしぶ、床に剣を置き、リーフェスト公の後ろに移動した。

「でも、リーフェスト公様!!」

マリウスを完全無視して、クレルにゆっくり語りかけた。

「クレル、まず、グリフォンの首輪をつかめ。
座らせてから、伏せるように命令するんだ」

グリフォンはいつでも飛びかかれるように、体勢を低くして、うなり続けている。

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