グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公
彼が自分に愛情を持っているのかどうか、そこではないか!!

「リーフェスト公様、お互い利用価値があるし、政略結婚?でもいいですけど。」

・・・そこに愛があるのなら・・・言いかけたが、口を閉じた。

「政略結婚か・・」

考え深げに、リーフェスト公はつぶやくように言った。

「ええ、でも、リーフェスト公様はひねくれていて、素直でない、面倒くさがりのところもわかっているので、無理されなくてもいいです」

クレルは、横目でリーフェスト公を見た。

「まぁ、私もたくさんの女と関係をもったが、生娘は避けていた。
処女は面倒くさいからな」

はぁ・・・面倒くさいのか・・・

クレルは少しふてくされて、横を向いて言い返した。

「腹黒いわりに、ずいぶんと正直におっしゃるのですね」

リーフェスト公は苦笑して、グリフォンの頭をなでた。

「泥だらけの子狸のお前と出会ったのも運命か、宿命なのかもしれない。
とにかく、お前はいつでも私を殺せるからな」

「グリフォンを、人殺しには絶対したくありません!!」

クレルはリーフェスト公を睨み付けた。

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