グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公
「私は表面上の関係にするつもりは・・・・ないのだが」

クレルを抱き寄せ、耳元でささやいた。

「私にも守るべきものができた・・という事だ。
そして、それは喜びももたらすのだろう」

クレルは腕の中で、真珠のネックレスを握りしめて、黙ってうなずいた。

ワンワン

グリフォンも、同意するように思いっきり尻尾をブンブン揺らした。

愛のある政略結婚。

私たちに、ふさわしい関係を示す言葉。

2頭の馬と一匹の大型犬がなだらかな平原から、山里に向かっていく。

山々の間に、午後の明るい陽射し。

一筋の雲が、風に流されて、形を変えながらも、ゆっくりと空に広がる。

それは二人と一匹の絆のようにも見えた。

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