グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公
ドレスは少し古びていたが、薄いレースは繊細な手刺繍がふんだんにほどこされており、美しさを十分に保っていた。

そして胸には、あの真珠のネックレスがゆれている。

「格式があって・・すごくきれいです」

ハルトさんは驚嘆したように、小声で言った。

リーフェスト公も、そのドレス姿に満足げにうなずき、微笑んで手を差し伸べた。

「私の女神」

リーフェスト公がベールを上げると、クレルは微笑みを浮かべた。

式は、副校長先生が取り仕切り、きっちりと30分で終わった。

それから、皆でメリッサの焼いたケーキとお茶を堪能した。

グリフォンは当たり前といったように、新郎、新婦の間に座っている。

マリウスだけは、国王陛下にすぐに報告しなくてはならないと、帰っていったが。


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