グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公
結婚をしていないので、何をしようが自由だが、王族である身分では、かなり体裁、外聞が悪い事も聞いていた。
街中でも、噂になっているらしい。
クレルは首を振って、自分には関係ない、仕事を早く終わらせようと気持ちを切り替えた。
早く帰れば、また絵を描く時間が取れるのだ。
それにメリッサのご機嫌がよければ、お菓子の切れ端をくれることもある。
馬は気持ちよく、夜風を切って疾走する。
館の距離は、それほど負担ではない。
遠くに見える離れの館は、木立の間に点々と窓の明かりが灯っている。
クレルは少し先で馬を止めると、革袋を胸に抱えて、館の玄関にむかった。
ハァハァッ・・タタタタ
息を切って、グリフォンが闇の中を走って来る。
「グリフォン、来てくれたの!」
甘えて体をすり寄せ、尻尾をブンブン振るグリフォンの頭をなでた。
玄関の横に、革袋を置いた時だった。
バタン!
いきなり扉が開き、3人の着飾った女たちが出て来たので、クレルはとっさに、玄関脇の茂みにしゃがみこんだ。
男の声、リーフェスト公の声だ。
「さっさと行け。
あと10分ほどで迎えの馬車がくるはずだ」
街中でも、噂になっているらしい。
クレルは首を振って、自分には関係ない、仕事を早く終わらせようと気持ちを切り替えた。
早く帰れば、また絵を描く時間が取れるのだ。
それにメリッサのご機嫌がよければ、お菓子の切れ端をくれることもある。
馬は気持ちよく、夜風を切って疾走する。
館の距離は、それほど負担ではない。
遠くに見える離れの館は、木立の間に点々と窓の明かりが灯っている。
クレルは少し先で馬を止めると、革袋を胸に抱えて、館の玄関にむかった。
ハァハァッ・・タタタタ
息を切って、グリフォンが闇の中を走って来る。
「グリフォン、来てくれたの!」
甘えて体をすり寄せ、尻尾をブンブン振るグリフォンの頭をなでた。
玄関の横に、革袋を置いた時だった。
バタン!
いきなり扉が開き、3人の着飾った女たちが出て来たので、クレルはとっさに、玄関脇の茂みにしゃがみこんだ。
男の声、リーフェスト公の声だ。
「さっさと行け。
あと10分ほどで迎えの馬車がくるはずだ」