グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公
「グリフォンをここまで、骨抜き犬にする魅力とは、どのようなものか。
試そうかな」

リーフェルト公は開いている片方の手で、クレルのあごを軽く触れた。

エメラルドの瞳が妖しく揺れる。

ぎょえええええ

クレルの唇に、リーフェルト公の唇が触れた。

が、すぐに離れた。

「おまえ、なに、歯をくいしばっているんだ?」

リーフェスト公は、<これは想定外>とでも言うように、目を見開き、次に爆笑した。

「・・いきなり、なめるなんて・・」

クレルも驚いたように、目をまん丸く見開いている。

「くくくっ・・・」

その様子を見て、リーフェスト公はこぶしで石垣をたたいて、大声で笑い続けた。

「そうか、そうか。おまえは、男と寝たことがないのだろうか。そうだろうな。」

「別に、別に・・そんなことどうだっていいじゃないですか!!」

クレルはこぶしを握って、言い返した。

ひどくバカにされた気分がする。

「お前は、ベッドで男と女が何をするのか、知らないだろう。」

からかうように言い放ち、体を曲げて笑い続けている。

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