グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公
「ふーーん、見せてみろ」

クレルは小さくため息をついて、ぐしゃぐしゃになっている紙を差し出した。

リーフェスト公は紙を受け取ると、木の根元に座った。

「お前も座れ、さて、この紙は・・?」

クレルは指示されたので、リーフェスト公の隣に座った。

「捨てる紙をもらいました。ハルトさんの許可をいただいています。盗んではいません」

クレルはうつむいていたが、潔白を証明するようにはっきり言った。

「別に疑ってはいない。これはハルトの筆跡で、注文書だからな。」

リーフェスト公は紙を裏返して、炭で描かれている犬の絵をしげしげとながめた。

「グリフォンか。うまいものだな。よく特徴をとらえている」

一応、ほめられたので、

「ありがとうございます。グリフォンはかわいいので、描きたいとずっと思っていて」

「はぁーーー」

リーフェスト公は大きく息を吐いた。

「この犬が・・・カワイイか。
こいつは、人をかみ殺す訓練も受けているんだぞ。」

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