グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公

クレルの新しい役割


<クレルの新しい仕事>

次の日の朝、クレルが厨房の扉をあけると、執事のハルトさんとメリッサが、向き合って真剣に話し込んでいた。

「おはようございます」

挨拶をしながら、何か事件が起きたのか?と、クレルはメリッサの顔色を伺った。

「クレル、ちょうどいいところに来た。すぐに仕事を頼みたい」

メリッサが、配膳台の上に準備をされている銀製のトレーを指さした。

「旦那様のご命令だ。朝のお茶は、クレルがお持ちするようにと」

「はい・・?」

メリッサが、すぐに説明をはじめた。

「旦那様の寝室にお持ちして、お目覚めのお茶を入れるんだよ。
寝室に入ったら、すぐにポットにお茶の葉を入れて、湯を注ぐ。砂糖はなしだ。
熱いお湯が入っているから、火傷をしないように気をつけな」

「お茶の葉が開く間に、カーテンを開けるのを忘れないでください」

ハルトさんが付け加えた。


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