グリフォンの恋人・神官と王族とワンコの三角関係?・クレルとリーフェスト公
そう呼ばれて、クレルは胃から何かがこみ上げて来てきそうで、口を押えた。
リーフェスト公は椅子をベッドの脇につけて、背もたれを前にまたがるように座った。
その濃いエメラルドグリーンの瞳は、狩人が獲物を捕らえるように、クレルを見据えた。
「今は・・・違います」
クレルはやっとのことで、声を出した。
「そうか。起き上がれるか?」
リーフェスト公は立ち上がり、クレルが座りやすいように枕を積み上げてクッションにしてくれた。
それから、聖典をクレルの膝に置いた。
「質問を変えよう。お前はオーギュスト・サンサザールの娘なのだな」
クレルは黙ってうつむいた。
その様子を確認して、リーフェスト公は話を続けた。
「今の自分の立場、神殿と国王、そして領主の利害関係を知っておいた方がいいと思うが」
クレルは聖典を手に取り、胸に抱きしめた。
「毒殺って・・・父は心臓が悪くて、突然の発作で亡くなりました」
リーフェスト公は、腕組みをした。
「病気に見せかける毒殺の方法は色々ある。
私の母も毒殺されたからな。表向きは、病気として公表されているが・・・」
リーフェスト公は椅子をベッドの脇につけて、背もたれを前にまたがるように座った。
その濃いエメラルドグリーンの瞳は、狩人が獲物を捕らえるように、クレルを見据えた。
「今は・・・違います」
クレルはやっとのことで、声を出した。
「そうか。起き上がれるか?」
リーフェスト公は立ち上がり、クレルが座りやすいように枕を積み上げてクッションにしてくれた。
それから、聖典をクレルの膝に置いた。
「質問を変えよう。お前はオーギュスト・サンサザールの娘なのだな」
クレルは黙ってうつむいた。
その様子を確認して、リーフェスト公は話を続けた。
「今の自分の立場、神殿と国王、そして領主の利害関係を知っておいた方がいいと思うが」
クレルは聖典を手に取り、胸に抱きしめた。
「毒殺って・・・父は心臓が悪くて、突然の発作で亡くなりました」
リーフェスト公は、腕組みをした。
「病気に見せかける毒殺の方法は色々ある。
私の母も毒殺されたからな。表向きは、病気として公表されているが・・・」