御曹司ですが、日本で恋活します
俺はバカバカしいと思いながら、でも当たってる事にちょっと怯んでしまう。
「それで、あなた来月から日本に行きなさい。
今やってる仕事はリモートでも十分できるし、パパの会社の日本支社も今人手が足りなくてたまに手伝ってほしいし、その前に彼女を見つけてきなさい」
「は?」
話の飛躍のし過ぎに俺は開いた口が塞がらない。
「グランマが末っ子のジンの事をどれだけ愛してるか知ってるでしょ?
体調は悪いけどまだあと二年は元気にいれると思うから、とにかく一年をめどに結婚相手を探してきなさい」
「結婚相手って…」
「この際、彼女でもいいから」
何の家族会議をしたんだよ…
俺はくだらな過ぎて頭を抱えてしまった。
「あと、ママの弟の浩太おじさんの家に住んでほしいの。
この間、仕事中に腰をやっちゃって、結婚してない独り身だから色々と大変らしくてね」