辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
怒っているのだとしたら、精霊達がキヴィと話をしたがらなくても当然かもしれない。
「犯人は誰か知ってる?」
『知らないわ。人間の区別なんてつかないもの』
精霊達にとって、他の人間と区別のできる存在というのは珍しいらしい。だから、毒草を植えている人間の存在には気が付いても、どの人間が犯人かと教えてくれることはできないそうだ。
トーリとか、それこそ精霊使いのスキルを持つ人とかがその数少ない区別できる人間なのだろう。
「やっぱり、そんなに簡単にはいかないかぁ」
キヴィはトーリだけではなく、リュディアやラウガルトの区別ができていたから、てっきり精霊は皆そうなのだと思っていた。
たしかに、精霊に話を聞けばすむのであれば、この世界に警察のような組織は必要なくなってしまう。
「では、庭師達に話を聞くことにしましょうか? 何か、見ている者がいるかもしれません」
「うん」
ラウガルトの提案で、庭師達に話を聞くことにする。
最初に話を聞いたのは、薬草園長の役を与えられている庭師だった。
「薬草園に毒草が紛れ込んでいるのに気づかなかったの?」
「犯人は誰か知ってる?」
『知らないわ。人間の区別なんてつかないもの』
精霊達にとって、他の人間と区別のできる存在というのは珍しいらしい。だから、毒草を植えている人間の存在には気が付いても、どの人間が犯人かと教えてくれることはできないそうだ。
トーリとか、それこそ精霊使いのスキルを持つ人とかがその数少ない区別できる人間なのだろう。
「やっぱり、そんなに簡単にはいかないかぁ」
キヴィはトーリだけではなく、リュディアやラウガルトの区別ができていたから、てっきり精霊は皆そうなのだと思っていた。
たしかに、精霊に話を聞けばすむのであれば、この世界に警察のような組織は必要なくなってしまう。
「では、庭師達に話を聞くことにしましょうか? 何か、見ている者がいるかもしれません」
「うん」
ラウガルトの提案で、庭師達に話を聞くことにする。
最初に話を聞いたのは、薬草園長の役を与えられている庭師だった。
「薬草園に毒草が紛れ込んでいるのに気づかなかったの?」