辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
と、トーリに問われて、薬草園長は目を泳がせた。
「申し訳ございません! 私が世話をしていれば気づいたかもしれませんが……」
薬草園長の話では、混入していた毒草は、薬草と区別をつけるのは専門家でも難しいレベルで似ているものだという。
『この中に毒草がある』とわかっていて、注意していれば皇宮で働く庭師ならば見つけることができるだろう。だが、毒草が紛れ込むなんて、普通は想定していない。
もちろん、植える前に苗はきちんと確認するが、その段階で気づかなければそのままになってしまうだろうというのが庭師の話だった。
「では、貴殿は何も知らないということか?」
「は、はい。さようでございます」
ラウガルトの方に向き直った薬草園長は真っ青な顔をしている。それが後ろめたさから来るものかどうかまではわからなかったが、たしかに毒草の混入に気づかなかったのであれば薬草園長の首が物理的な意味で飛んでしまうかもしれない。
「……そっか。じゃあ、次の人に話を聞く?」
「そうしましょう。薬草園長、もう行ってかまわないぞ」
「申し訳ございません! 私が世話をしていれば気づいたかもしれませんが……」
薬草園長の話では、混入していた毒草は、薬草と区別をつけるのは専門家でも難しいレベルで似ているものだという。
『この中に毒草がある』とわかっていて、注意していれば皇宮で働く庭師ならば見つけることができるだろう。だが、毒草が紛れ込むなんて、普通は想定していない。
もちろん、植える前に苗はきちんと確認するが、その段階で気づかなければそのままになってしまうだろうというのが庭師の話だった。
「では、貴殿は何も知らないということか?」
「は、はい。さようでございます」
ラウガルトの方に向き直った薬草園長は真っ青な顔をしている。それが後ろめたさから来るものかどうかまではわからなかったが、たしかに毒草の混入に気づかなかったのであれば薬草園長の首が物理的な意味で飛んでしまうかもしれない。
「……そっか。じゃあ、次の人に話を聞く?」
「そうしましょう。薬草園長、もう行ってかまわないぞ」