辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
よほどの大軍を連れてくるか、なんらかの大規模兵器でも持ち込まない限り、辺境伯家が勝利を収めるのは難しい。
(……でも、国王の命令ってなるとたくさんの軍が来るんだろうな)
ラプハート家の使者が開拓村に来た時のことを思い出す。あの時はリュディアがあっさりと追い返したけれど、今度は違う。使者ではなく、兵だ。
「……どのぐらいの規模?」
『まだ集めている最中だ。ただ、辺境伯家だけではなく、国王から他の貴族にも声がかかっている』
「そっか」
自分の声が震えていないことに安堵した。だが、トーリが想定していたよりも、リュディアにかける迷惑が大きくなってしまったようだ。
(でも、ここにいたいって決めたから)
メディックビー達の薬が広く知れ渡り、開拓された土地は豊かになり、魔鉄の採掘も始まった。開拓村が帝国にとって価値のある地になればなるほど、王国側が動くのは避けられない。
「……キヴィ、もう少し詳しく教えてもらえる? それから、陛下に報告したい」
『もちろんだ。そのために来たのだからな』
トーリはキヴィを肩に乗せ、リュディアの執務室へと急いだ。
(……でも、国王の命令ってなるとたくさんの軍が来るんだろうな)
ラプハート家の使者が開拓村に来た時のことを思い出す。あの時はリュディアがあっさりと追い返したけれど、今度は違う。使者ではなく、兵だ。
「……どのぐらいの規模?」
『まだ集めている最中だ。ただ、辺境伯家だけではなく、国王から他の貴族にも声がかかっている』
「そっか」
自分の声が震えていないことに安堵した。だが、トーリが想定していたよりも、リュディアにかける迷惑が大きくなってしまったようだ。
(でも、ここにいたいって決めたから)
メディックビー達の薬が広く知れ渡り、開拓された土地は豊かになり、魔鉄の採掘も始まった。開拓村が帝国にとって価値のある地になればなるほど、王国側が動くのは避けられない。
「……キヴィ、もう少し詳しく教えてもらえる? それから、陛下に報告したい」
『もちろんだ。そのために来たのだからな』
トーリはキヴィを肩に乗せ、リュディアの執務室へと急いだ。