辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
「陛下、話を聞いてください!」
駆け込んできたトーリに、リュディアは穏やかな目を向けた。彼女の前には書類が積み上がっているが、トーリの話を聞く余裕はあるらしい。
実際、とても大変なことが起こっているので、どうにかして早急に聞いてもらうしかないわけでもあるが。
「キヴィが、王国側で動きがあるって教えてくれました」
それから、トーリとキヴィは集めた情報についてリュディアに話をした。側に控えていたラウガルトはどんどん顔を強張らせているが、リュディアは大したことはないと考えているようだ。
王国側が兵士を集めていること、かつての婚約者アルヴァリクと王国側が結びついたらしいこと、そしてそこにはエルマーグも加わったということを。
「なるほど」
「なるほどってそれだけですか?」
「グラス公爵家が妙な動きをしているのはわかっていたからな」
落ち着いた様子でリュディアは言うが、トーリの耳にはまったく届いていない。
「ラウガルト」
「はっ」
「開拓村近辺の守備を固めろ。いずれにしても、そこから攻めてくるだろう。ガルナ将軍を派遣しろ」
「かしこまりました」
駆け込んできたトーリに、リュディアは穏やかな目を向けた。彼女の前には書類が積み上がっているが、トーリの話を聞く余裕はあるらしい。
実際、とても大変なことが起こっているので、どうにかして早急に聞いてもらうしかないわけでもあるが。
「キヴィが、王国側で動きがあるって教えてくれました」
それから、トーリとキヴィは集めた情報についてリュディアに話をした。側に控えていたラウガルトはどんどん顔を強張らせているが、リュディアは大したことはないと考えているようだ。
王国側が兵士を集めていること、かつての婚約者アルヴァリクと王国側が結びついたらしいこと、そしてそこにはエルマーグも加わったということを。
「なるほど」
「なるほどってそれだけですか?」
「グラス公爵家が妙な動きをしているのはわかっていたからな」
落ち着いた様子でリュディアは言うが、トーリの耳にはまったく届いていない。
「ラウガルト」
「はっ」
「開拓村近辺の守備を固めろ。いずれにしても、そこから攻めてくるだろう。ガルナ将軍を派遣しろ」
「かしこまりました」