辺境のちっちゃな捨てられ領主は敵国女帝のお気に入りのようです~転生幼児、最強の家族とスキルを持つ秘密兵器でした~
娘を人質に取られ、主を裏切りかけた過去を持ちながら、それでも今この場でリュディアの隣に立っている。守りたいものが弱みにも強みにもなると言ったのは彼自身だ。
「トーリ」
「はい」
「開拓村の人達に、念のため知らせを入れておけ。必要とあらば、こちらに避難させる」
「すぐに行ってきます! あと、魔物や精霊の皆にもお願いしてくる!」
村の周囲はしっかりと固めてある。必要とあらば、村人全員を一気に移動させることも可能だ。ガイスト達の力を借りさえすれば。
「礼になりそうなものがあれば、遠慮なく持っていけ」
「ありがとうございます!」
シャドウウルフ達には肉を持って行こう。メディックビー達はレーケに相談だ。ノームにはトーリの魔力を分ければいい。
ぱたぱたと走りだそうとすると、リュディアはトーリを引き留めた。
「トーリ。そなたは怖いか?」
「……怖いです。でも陛下が動いてくれるなら、村の人達は大丈夫だと思う。それは信じてます」
「……そうか」
トーリの答えに、リュディアは柔らかく笑った。それから右手を上げ、退出してもいいと改めて告げる。
「よし。ラウガルト、続きを話す」
「トーリ」
「はい」
「開拓村の人達に、念のため知らせを入れておけ。必要とあらば、こちらに避難させる」
「すぐに行ってきます! あと、魔物や精霊の皆にもお願いしてくる!」
村の周囲はしっかりと固めてある。必要とあらば、村人全員を一気に移動させることも可能だ。ガイスト達の力を借りさえすれば。
「礼になりそうなものがあれば、遠慮なく持っていけ」
「ありがとうございます!」
シャドウウルフ達には肉を持って行こう。メディックビー達はレーケに相談だ。ノームにはトーリの魔力を分ければいい。
ぱたぱたと走りだそうとすると、リュディアはトーリを引き留めた。
「トーリ。そなたは怖いか?」
「……怖いです。でも陛下が動いてくれるなら、村の人達は大丈夫だと思う。それは信じてます」
「……そうか」
トーリの答えに、リュディアは柔らかく笑った。それから右手を上げ、退出してもいいと改めて告げる。
「よし。ラウガルト、続きを話す」