時をかける恋の舞台
待ち合わせを済ませた愛斗は、のりおと一緒にコンビニへ向かい、必要なものを買い揃えた。レジで会計を済ませて店を出ると、まず自宅のポストを覗き、手紙や郵便物が届いていないか確かめた。、
特に何もないことを確認してから家に戻り、のりおと色々な話をしたり、テレビを見たりしてくつろいでいた。
そのとき、玄関のチャイムが鳴った。ドアを開けると、そこにはありさが立っていた。
「よかった、いた。手作りの筑前煮、少しだけどおすそ分けに持ってきたの」
ありさは鍋を手渡すと、そのまま「またね」と帰っていった。
愛斗は再びのりおと話を続け、しばらくしてのりおが帰宅した。
一人になってから、足りないものがあったのでもう一度コンビニへ買い物に出た。店を出て帰ろうとしたとき、先ほどのありさがまだそこにいたので、自然と言葉を交わした。
話が弾んだので、「よかったら家に上がってゆっくりしませんか」と誘うと、ありさは頷いてくれた。
部屋でお茶を飲みながら話していると、愛斗は改まって切り出した。
「あの、よかったらLINEを交換しませんか? いつでも連絡が取れるように」
「え? いいよ、もちろん!」
「ありがとうございます!」
ありさはスマホを操作しながら言った。
「じゃあ赤外線、出してくれる?」
「赤外線…ですか? 今はQRコードで交換できるんですよ」
愛斗がQRコードの出し方を丁寧に教えると、ありさは「へえ、そうなんだ」と感心した様子で操作した。愛斗がカメラをかざし、無事にLINEを交換することができた。それからもしばらく話をして、ありさは夕暮れの中を帰っていった。

その日は夜8時になると、ありさの姿はいつものように正子の元へと戻っていた。

後日、愛斗は筑前煮を食べ終えた鍋を返そうと、ありさの家を訪ねた。玄関を開けたのは正子だった。
「ありささんはお出かけですか?」
「うん、どこかへ出かけたよ」
「そうなんですね。この前、筑前煮をいただいたお礼に、鍋を返しに来ました」
愛斗は丁寧に挨拶をし、鍋を手渡した。正子に招かれて少しだけ家に上がり、世間話をしてから帰宅した。

次の日の朝、愛斗はいつものように仕事へ向かった。仕事に集中していると、同僚の西野美波がそばに来て、必要以上に体をくっつけてきたり、ベタベタと触れてきた。愛斗は不快に思い、「やめてください」とはっきり言って距離を取った。嫌な気持ちを引きずりながらも仕事を終え、帰りにスーパーへ寄ると、またありさの姿があった。

ありさはコンソメブイヨンの棚の前で、商品の箱を目いっぱい遠ざけて、じっと見つめていた。
「なんであんなに離して見てるんだろうね」
「わかんないよ」
愛斗が近づいて声をかけると、ありさは困ったように笑った。
「字が小さくて、よく見えなくて…」
「どれどれ?」愛斗が覗き込んで、商品の説明を読み上げた。
「ありがとうございます、愛斗さん。メガネを家に忘れてきちゃって、老眼だから小さい字が全然見えないんです」
「え、老眼ですか? まだ若いんだから、視力が悪いだけで老眼なんてありえないでしょう」
愛斗が驚いて言うと、ありさは慌ててごまかし、そそくさと他の棚へ移動してしまった。その後は二人で買い物を済ませから愛斗はありさと家に帰り家の前で別れてから愛斗は家にいてから弁当を食べた。
弁当を食べてから愛斗はのんびりしてから寝た。
朝になり起きてから仕事にいく準備をして行った。
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