フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜







「そろそろ帰る?だいぶ暗くなってきたし全制覇もしたし……」


まだ遊んでいたい気持ちがあるけど、でもそろそろ帰らないと凛ねぇに怒られそうだったから。


「じゃああと一個だけ。まだ制覇してないのがあるよ?」



「え?あったっけ?」

「観覧車」



観覧車……あ、あのおっきいやつだ。


たしか都内で一番大きいって有名なんだよね。




「あれ?行ってなかったっけ?」


「うん、たぶん見ただけで行った気分になってるよ?」


「確かに行った気分になってた」



「じゃあいこ」


「うん」





< 120 / 128 >

この作品をシェア

pagetop