フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜



なんか少女漫画とかだと、体育館倉庫とかに閉じ込められて、鍵をヒーローが取ってきてくれるんだよなぁ。


この子がそんな子には見えないから、そんな事起きないだろうけど。



連れられてきたのは、昇降口だった。



「あのー、ここに何が……」


「あ、すみません!本題を忘れていました!」



……可愛いかも。


敬語使ってるけど、可愛さがにじみ出てるような……。



「あの、ここにこの学年が最高学年になったらっていう物を集めて貼る予定でして、
その中心を夏澄さんに描いてもらいたいんです!」


……中心を?



「あの、確か、書道で賞を取ったことがあるみたいな話をお聞きして……」



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