フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜
「?こんにちは……」
誰だろう、席をくっつけてない方の隣の男の子が私の名前を読んだ。
何かあったのかな?
あったとしたら、なんだろう?
「あの、……これから話しかけてもいいかな?」
……うん?それはどういう事を言ってるんだろ。
……友達?
友達って、こんなにすぐなれるの?
いいの?
「本当に、いいの?」
「え?うん、話しかけてもいいかな?話しかけてくれても……いいから!」
今までずっと病気で、友達なんて作ったことなかった。
友達の作り方なんて分からなかった。
「ありがとう、私は夏澄って気軽に呼び捨てして」
「……うん、じゃあ俺の事も、涼って言って、俺の名前は、永見涼。」
「うん、涼、」