フェイク・シークレット 〜自分を守るために〜
告白
時は放課後。
私は涼が私の紙をみてるのを確認してから、駄菓子屋に向かった。
「おばさん」
「久しぶり」
私もおばさんも結構面識がある。
だから、気軽に話しかけられるようになっていた。
「おばさん、ちょっと席外しててもらえる?」
「もちろん、じゃあ用が済んだら、裏に呼びにきな」
「ありがとう」
多分おばさんは分かってる。
私の内容まではわからないとは思うけど、何か量に話そうとしてることを。
私は部屋のベンチに座っていた。
扇風機の音。
私が足を揺らす音。
静かで、気持ちよかった。
「……夏、澄……」
「来てくれたね」
私はこれから、告白するんだ。