【完】その黒曜、あまりに気高く、あまりに最狂
レイが少しだけ顔を赤くして視線をそらす


「いいのいいの。レイさんが冷たいフリしたいなら、俺はそれに付き合うよ」


颯太は頭の後ろで手を組み、優しく、でも力強いタメ口で続けた


「でもさ、これだけは忘れないでね。レイさんがどれだけ自分を冷たい人間だって言い張っても、俺や一ノ瀬、蓮に陸、それに多久くんだって、レイさんのその『不器用な優しさ』に惚れてついていってんだからさ。明日の最終決戦、レイさんに指一本触れさせないよ」


2人は並んで夜の海を見つめ直した。


嵐の前の静けさは、ゆっくりと明けていく。


絆をさらに深めた黒曜のトップ2


いよいよ明日、神代の待つ地獄の戦場へと、彼女たちの漆黒の単車が走り出す
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