【完】その黒曜、あまりに気高く、あまりに最狂

鳳の幹部会






私立鳳学園の放課後。


夕日に染まる生徒会室で、一ノ瀬刹那はきっちりと上まで留めた制服の襟を正しながら、書類に目を通していた


「九条会長。来月の学園祭の予算案ですが、こちらでよろしいでしょうか」


「ええ、問題ありません。いつも完璧な仕事をありがとうございます、一ノ瀬君」


机に向かい、優雅にペンを走らせる九条澪が、校則通りの綺麗な微笑みを返す
そこへ、ガラリと音を立ててドアが開いた


ネクタイを緩めた茶髪のマッシュヘア、副会長の三浦颯太がひょっこり顔を出す。


「お疲れサマ〜、レイさ……あっと、九条会長。今日の分の仕事終わったし、そろそろ『集会』の時間だけど、準備いーい?」


「ええ。行きましょうか、三浦君」


澪は立ち上がり、腰まである黒髪をサラリと揺らした




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